だから我が家では、不在なパパの代わりにエルモを「パパだよ」とまめに見せて来た。
まめは、パパというものが何なのか認識していないが、エルモを見ると「パパ。」(なぜだかいつも必ず囁きで)と言うようになる。当たり前か。
でも、ある日エルモの絵本の表紙を見せて「Who is This? 」と聞くと、
「…Elmo。」
と、答えた。
え？何でエルモって知っているの?!
という驚きと、
「Ｌ」の発音、めっちゃいいし！
という、ダブルの驚き(笑)
あまりにびっくりして「Who is This?」と何度も何度もしつこく聞いても
「…Elmo。」
…もう、パパと言わなくなってしまった。
…ついに、まめが真実を知ってしまった。
パパからしてみれば、エルモは俺じゃないと言うのだろうけどね(笑)
ジィジが「この絵を見せたら『ママ』って言ってたよー」と教えてくれた。
まさかのミケランジェロ(笑)
勿論、私はこんな穏やかな顔なんてしてはいない。
もしくは、愛しい愛しいまめを見ている時だけは、こんな顔してんのかな(笑)
この絵を「ママ」と言っていたことを知らないバァバが、まめを抱っこして「この絵の人、だあれ？バァバ？バァバ？」と言っていた(笑)
エルモだったりパパだったり、ママだったりバァバだったり、まめにとってはややこしい。
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