ダルネゴルスク水晶 | 石読みと人間観察ラボ

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 なんだかんだ言って石読みです。
つか、これが本分だったような・・・。

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今回はダルネゴルスク水晶。
ロシアのダルネゴルスクというところから採れる水晶で、
この地方の水晶の特徴が、変わった形のものが多いということなんです。

中でもよく採れるみたいなのが、インターフェレンス水晶。
インターフェレンスが干渉、阻害という意味をもち、
その名の通り、水晶が成長する過程で、カルサイトやセレナイトが
入り込み、ある程度成長したころにカルサイトおよびセレナイトが
融解して無くなってしまったため、ギザギザしたり、捻れたりと不思議な形になった水晶です。

だからこれって、
ダルネゴルスク産 インターフェレンス水晶が正しいのかな?
まいっか。


この石、去年くらいに購入した石なんですけど、
今まで全然喋らなかったのね。
ロシア産の石って結構無骨な石が多いし、この子もそうなんだろうと思ってたんだけど、

そうじゃなかったらしい。

写真みたら、結構脆そうな感じするでしょ?
薄い層になってるところもあるし、すぐ欠けそうだなと思って
大事にあまり触らないようにしてたんです。
そしたら、あんまり構われないんで、拗ねていたそうな。


この形が気に入って来いっつったんでしょーよ。

欠けたら嫌?傷やヒビが嫌?かわいそう?

・・・いや、石だからね!?

そんときはそん時なの!
かわいそうは・・・なんか違うよ?
私に対しての態度は大切じゃないよ、蔑ろだよ。


みたいな…。
石って自分が石って自覚してたんだ・・・!
ごめんって謝って仲直りして。


この石はね、美しいものが好きなんだって。
どんな?って聞いたら、
細雪が降ってて、それが太陽光でキラキラしている映像が浮かんだ。
こういうの。
あと、美術館も好きみたい。
連れて行って―って言ってた。
この姿だから、トラウマ克服などの強いイメージがあるけど
この子はどちらかというと、悲劇の中から美しさを感じ取ることができる子。
切なさ、とかね。


あと、これは自分も思うことなんだけど、
石って、傷ついたり割れたりすることをあんまり気にしてない子が多い。
石を大切にするって、石好きなら大前提だし、
大事にしてもらえてると思うと石はとても喜ぶけれど、
ブレスやお守り石にする子っていうのは、どうしても避けられないことってあるよ。
そこんところであまり神経質になりすぎる必要はないと思う。

前にオプティカルカルサイトがうっすら傷ついてきているって言ったけど、
レインボーはギラギラだし、一応伝えると、
『あ、ほんとだー』
何か問題でも?って感じだったからそのままにしてる。

本当に傷つきたくないと思っている石って、そもそも手に入らないと思うのですよ。
綺麗な姿のままずっと地中に眠って姿を現さないか、
誰も触れないところで展示されるような方法を選ぶと思う。

そして、傍若無人な2歳児のいる我が家へは絶対に来ないでしょう。
どれだけ管理をきちんとしているといってもね。

それくらい、人が石を選ぶのと同じように石も人を選んでます。

あ、だからって乱暴に扱っていいとか、雑でいいというわけじゃないですよ?
石との関わり方は人それぞれですから。

また長くなっちゃったな・・・。

今日はこの辺で。

おやすみなさい○