8/21(木)


20日、朝から夕方までかかった検査と診察。

その結果、その日のうちに入院となった父の

お見舞いに行った。



点滴や酸素吸入など、適切な処置をしていただい

たお陰で随分血色も良くなり、発声時の咳込みも

なくなっていた。

眼の輝きも前日までとは全然違う。

たったの1日で、こんなに変わるものなのか?と

思うほど、目ヂカラも出て、声も腹から出ている。



…1ヶ月前の食欲不振になったあの時点で、素直に

病院に行っておけば、今頃元気になってたんじゃ

ないの?

そんな皮肉は、今は飲み込んでおこう。



入院した翌日、息子も顔を出した。

孫が面会に来たことが余程嬉しかったのだろうか。

父は元気に会話し、途中から起き上がって立とうと

していたが、リハビリ後で体力が限界だったようで

立ち上がるところまでは披露出来ず。。。



「今はまだ、安静にしてて」と孫(私の息子)から

言われ、父は大人しくベッドに横になった(^_^;)



面会時間は15分がルール。 短い。。。



明日もくるね!という私たちに

来なくていいわ!と応えた父だったが 笑

カーテンを閉める時に「ありがとね〜」と…(⁠◔⁠‿⁠◔⁠)



入院生活はこの先、おそらく1ヶ月は続く見込み。

1日で見違える程元気になったとは言え、81歳の

高齢者の体調は、いつ急変するか分からない。

出来る限り、毎日顔を出そうと思う。







面会後、談話室で休憩した際に、母からちょっと

怖い話を聞かされた。



👵「入院して落ち着いた今だから言うけど。

お盆前に、お父さんがこんなことを言ってたの…」



鏡に映った自分の姿を見て「死相が出ている」と

父本人が言い出したお盆直前のこと。



真夜中。

自分(父)の枕元で、2人の人がヒソヒソ…ヒソヒソ…

と会話をする声がずっと聴こえていた、

お盆だからお迎えが来てるかもしれん…と、

母に話したという。



それをきいた姉が、「そうか、だからかも!」と。


ちょうどその頃、甥っ子(姉の次男坊)が赤ちゃんを

連れてよく遊びに来ていたのだが。

それまで、ニコニコ、キャッキャッ!していた

その子(7ヶ月)が、お盆近辺は何故か号泣して、

何をしても泣き止まなかったのだけど…それは、

じいちゃんの背後か部屋の中に、何か怖いものを

感じていたのかもしれない…と。



お盆前後にそんな体験をして、

お盆明けに病院に行くと約束したはずだったのに、

明けたら、やっぱり行かないと言い出して。

姉からのラインで、本気の説得をしに私が乗り込ん

で…という流れだった。笑



食欲不振に陥った7月のあの時点で、本人が抵抗

しようと、引きずってでも連れて行くべきだったと

反省しているが、

本人や母から「大丈夫、良くなってきているから」

と言われてしまうと、私の判断も鈍ってしまう。



夫がしきりに、「絶対に病院に連れて行った方が

いいよ。今治療すれば何とかなる、ギリギリのと

ころだと思う。」と言ってくれていたお陰で、私も

今回は本気?が出せた。

背中を押してくれた夫にも感謝しなくては。



病院を拒否し続けた父が、治療に前向きになって

くれたことが今は何よりも嬉しい。