舞台『最貧前線』小野田一等水兵のあれこれ。 | ☆FLOWERS・・・☆

晟周くん演じる小野田が一等水兵
福山康平くん演じる上村が二等水兵

この設定。

フライヤーでビジュアルが解禁された時から
ハッキリと分かるようになっていた事に
皆様は、お気づきだったでしょうか?


階級章が違っているのです!

小野田の階級章はイカリのマークの上に
桜が1つ付いてるけど(一等水兵である証)
上村の方には桜のマークが無い。

衣装に違いがあったのです!!


「…もしかしてフライヤーを見た時から
そこにお気づきだったんですか!?」


って?

いいえ。

お気づきでは無かった自分です。
11月に入り気づいた自分です(°∀°)b
(得意げに言うなw)

いや〜…全然気がつかなかったわ。
言われてみれば階級章がばっちりと
写る様なポーズを取っているね!
新たな発見が今ここにっ。



さてさて、一等水兵の小野田ですが
第一部の間はず〜っと船酔いしていて
めちゃくちゃ気持ち悪そうでした。

晟周くんが大汗かいてるのが見えた時は
"…ホントに具合悪いんじゃないよね?"
って心配になったくらい!!(笑)
見事な酔いっぷり、吐きっぷりに
観ている方もつられそうだった!

実際、小野田みたいな水兵さんが
沢山居たんだろうな…と思ったら
その過酷さに胸が痛んだ。

しかし船での揺れ方が見事だった。
セットは動いていないのに
凄くリアルなよろけ方っ!!

マネしてみたけど、出来なかった!
(やってみたのかw)


船酔いに悩まされてはいたけど、
船での立ち回りは上村と比べて
安定感を感じた。

そこが兵士としての経験の差かなと思った。
小野田の顔がうっすら日焼けしているとこも
経験の長さを表していたのかなぁ?

自分の吐いたものに自分で滑って転ぶという
おマヌケな面もあるが、荒れた船から
放り出されてしまう事も無かったし。

そのあたりも
力の差であろう!!
(ザ・小野田びいきw)

一番シビれたシーンは、
クライマックスで船長が撃つ機銃を
抑えこみながら闘うところ。
勇ましくて好き!!

そして横浜へ帰れる事が決まった時の
初めて見れた喜びの笑顔は
めちゃくちゃ可愛かった!!

そして忘れてはいけないのが
戦闘旗をあげるシーン。

旗、キターーーーー!!

真田丸に続き吉祥丸でも旗をあげる
何かと”旗”にご縁のある晟周くん!!
そのシーンを上田公演で見た時の
感動は特に大きかった!(笑)


パンフレットのインタビューで
晟周くんが"小野田"について

”何をする時でも常に吐き気を
催していなければいけないので
演じる僕からすれば曲者でしかない(笑)”

と語っていたのが好き。
曲者っ・・!!(笑)

確かに、小野田の事を思い出した時
何よりもまず最初に浮かんでくるのは
「オェェ〜」って吐きまくっていた姿かも
しれない・・・愛すべき曲者だ!!(笑)


この作品にて晟周くんの
非常に男くさい芝居を観れたのも
凄く新鮮だった、凄く良かった!!

微動だにせず敬礼をする姿、
ドキっとしまうような怒号、
吉祥丸を全力で駆け抜ける姿が
目に焼き付いております。

全公演、お疲れ様でした!!