こんなことになるなんて
一週間前に母が亡くなりました91歳でした今月誕生日を迎える予定だったのに先週の火曜日いつものように朝安否確認の電話をかけたら出なかったんです電話が来ることがわかっている時に電話に出ないことは今まで一度もなかったので心配になりました更に前日電話で話していた時いつもなら1時間位話す時もあるのに20分位話したら眠くなってきたから終わりにしてもいい?と言うので暑い日が続いて夜あまり眠れないのかと思ったのでいいよ!寝て寝てと言って電話を切りましたそのことが引っかかっていたので嫌な予感がしてその後も30分間隔位でかけ続けても電話に出なかったので居ても立っても居られず支度して実家に行くことにしました電車の中でもずっと最悪の事態を考えてしまって涙が溢れそうになったのでマスクで顔を隠していました3時間程で実家に着いてドアの鍵を開けたらリビングも母が寝ている部屋も電気が煌々とついていてテレビもついたままで最近少し耳が遠くなったのでガンガン音が鳴っていましたベッドを見るといないのでよかった生きてるトイレかなと思ってトイレをトントンと叩いてお母さんと声をかけてふっと下を見た時うつ伏せで倒れている母を発見しました呼びかけても応答なしすぐに警察に電話したら救急車とパトカーを向かわせるとのことで待っている間母のそばで私は子供のようにわんわん泣いていました主人にLINEしたら電話してきてくれてその時も声を出して泣き続けすぐに来てくれると言ってくれました兄にも電話に出なかった時点で連絡していてこの状況も知らせたら家に電話をかけてきてこれから行くとでも兄は広島にいるので着くのは夜になるとのことでしたそうこうしているうちにパトカーと救急車が到着救急隊の人たちが母に声をかけてうつ伏せの母を仰向けにしてその時低体温で死斑が出ている死後硬直が始まっていると言っているのが聞こえました亡くなっているので救急隊の人たちはそのまま帰っていきました警察官に事情聴取され何時に家に着いたのか最後に会ったのはいつか最後に話したのはいつか今日はどうして来たのかなと色々聞かれましたその後警部補が来て警察官から話を引き継いだ上でもう少し踏み込んだ話病歴飲んでいる薬お財布はあるかなど聞かれいつもの場所にお財布がなかったので一緒に探してくれたのですがそれでも見つからずただマイナンバーカードが見つかったので身元確認はOK私の話から外部からの侵入はなさそうとのことで事件性はないと思うという結論に達して鑑識の人に仰向けにされて硬直が始まってる母は写真を撮られたその様子を見てしまった私は母がうつ伏せで倒れていた姿と仰向けにされた母の姿が目に焼きついて頭から離れずふとした瞬間に思い出しては涙が溢れてくる日々を送っていますその日は母の検案見分のため遺体は警察に運ばれて翌日引き取りに行くことになりましたまだまだ続きますがまた後日…昨日こちらに帰ってきてやっと少し落ち着いたので文章にする気持ちになりました