森・里・海のつながりを探る:陸域研究者と海域研究者の連携に向けて近年の生態系研究の広域化に伴い、陸域生態系と海域生態系の間には物質や生物のつながりを介したさまざまな相互作用があり、お互いの動態に大きな影響を与えていることが明らかになってきた。その重要性の認識は、漁業従事者による植林事業に見られるように、生態系保全や管理の現場にも広がりつつあるが、その相互作用はあまりにも複雑であるため、科学的な理解が十分に進んでいるとは言えない。特に、日本においては、陸域および海域を研究対象とする研究者の多くが異なる学会に所属しているケースが多く、研究交流も十分とは言えない状況にある。今後の研究の進展のためには、研究対象域および研究分野を超えたより深い連携が必要であると考えられる。日本生態学会第56回全国大会 (2009年3月,盛岡) 講演要旨http://www.esj.ne.jp/meeting/abst/56/S21.html