京都の五山の送り火(大文字焼きなど)で
陸前高田市の流された松を薪として再生し、
それに亡くなられた方へのメッセージを書いたものを
燃やして鎮魂を祈る予定だったそうです。
しかし、京都の方々から放射能が地元に
まき散らされるのではという懸念から
苦情が殺到(40件くらい)
#これは、当然の気持ちだと思います。
#自分が小さい子供を持っていたら、
#少しの放射能でも心配ですし・・・
そこで五山の送り火の主催者側は
使用する薪の放射能検査を行うが
全く検出されず。
で、ここからがダメダメなところですが
大丈夫だとわかっているのに
陸前高田の薪を使うことをやめることを
主催者側が決定しました。
つまり、風評被害です。
しかし、ほとんどの人が、放射能の情報は
操作されているのではという思いがあるからです。
これまでの政府、東電の対応は
この気持ちを持たせるに十分な不誠実さだった。
と思います。
結局中止したことに対する非難が大きいことで
行政が動き、再び陸前高田の薪を使うことになったそうです。
でも、行政が無理やり行うことはよろしくありません。
きちんと、国民に情報を開示して
どこが、何が危険で、どこ、何が大丈夫なのか
きちんと説明しなければこの混乱は続くと思います。
「**μシーベルト以下に規制値を変更しました」
というのも、理由がみんなに理解されていないのです。
一方的に規制値を変更するのはおかしい。
きちんと、これこれこういう理由で大丈夫なんだと
説明をしなければならないのです。
政府、行政しっかりしてもらいたいです。