幾つになっても、お誕生日は嬉しいものです。
以前は、そんなに長生きしたい!っていうことは無かったのですが、癌になってから、生への執着がフツフツと湧き上がっています。
目標は、90歳!
なぜなら、昨年、母が90歳で亡くなったから。
母は、身体のあちらこちらに悪いところはありましたが、「買い物行くけど、何か買ってくるものある?」と聞くと、「こし餡のお饅頭が食べたい」「綺麗な花柄のパジャマ買ってきて」「すき焼きが食べたいわ」と、楽しそうにしていました。
私も義妹も「あんなふうに死にたいね。」と、話しています。
母を見ていて、教訓が三つ。
一つは、読書家だったこと。90歳近くなっても、文庫本を読んでいました。朝、読み始めると、夕食だと呼びに部屋へ行くと、薄暗い中で読んでいるので、「電気つけなきゃ。こん詰めるの良くないよ。」「あぁ、もうこんな時間。面白くて、途中でやめられない」お気に入りは高田郁さんのシリーズもの。NHKの時代劇の原作や政治家の対談ものや女流作家のエッセイなど。新聞で目についたものなど多岐に渡って、注文してと電話が入ります。アマゾンがあって良かった!
二つ目は、楽天家だったこと。「悩んだって、なるようにしかならないんだから。ケセラセラ。取って食われるわけじゃなし。」
三つ目は、いつまでも歩けるように努力すること。健脚自慢だった母も、2週間入院してから、あっという間に足腰が弱りました。家の中では、壁伝いに歩いていましたが外歩きはできなくなりました。理学療法士の方が家に来てくださいましたが、本人にやる気がないとどうにもなりません。「馬を水辺に連れて行っても、水を飲ませることはできない」という諺どおりです。
私は69歳になりました。60代最後の1年です。元気でやりたいことをやって過ごしたいと思っています。
