②超一流 出来る質問力
質問を制する者は人生を制する

『相手が急に無愛想になった』

先方の担当者の方と雑談から親交を深めようと試みる
年齢の割には(60歳前後)すらりとしていて腹も出ていない先方の山田さんに感心してこんな質問をしてみた

ex 山田さんは本当にスタイルが良いですね何か特別なトレーニングでもされているんですか?

相手が話したい欲求をついている良い質問に聞こえるが相手は少しむっとした表情をしました、なぜでしょう?

相手の呼び方を間違っていませんか?
質問に限らず、人は普段と違った風に扱われたときに相手に対して反感を覚えるという傾向がある

今回の場合では山田さんという呼び方に問題がありました
具体的に言えば、さんという敬称がマズかった
役職付きの人は専務と呼ばれることが一般的です、現役の方でも役職名で呼ばれるのを喜ぶ方は多いものです

でも、必ずしも失礼に当たる訳ではありません、企業によっては(苗字+さん)で呼ぶカルチャーもあるが、外部の人間なら(苗字+役職)で呼ぶべきである

その理由はお医者さんで例えてみると分かりやすでしょう、お医者さんを先生という敬称を使わない人はいません、年齢に関係なく相手の立場が自分より上である場合は敬称や役職で呼ぶのがルールです

冒頭の例では、こう聞くのがベストでしょう

ex 山田専務は本当にスタイルが良いですね、何か特別なトレーニングでもされているんですか?

相手の地位をリスペクトする
相手の呼び方に特に気を付けなくてはいけないのはメールである

話し言葉ならばうっかり(~さん)読んでしまってもその場のノリで会話が流れたりだとか許されたりするかもしれないがメールの場合は相手もじっくり目を通すので命取りになりかねない

呼び方を気を付けるということは相手の地位や立場をリスペクトするということ、嫌がる相手はいません、あなたの質問にも積極手に答えてくれるでしょう

呼び方にはTPOがある


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