「お姉ちゃん、私、将来探偵になる!」
「ばか、あんた見たいかマイペースおっちょこちょいが探偵なんかになれるわけないじゃない!」
「でも・・・」
「おい悠花、寝るなぁ~。起きろよ、悠花」
「ほにゃ?私今お姉ちゃんと夢の話してた・・・」
「なにいってんの?いまは電車の中だよ?」
「あ、そうだった」
私の名前は中谷悠花。高校二年。同じクラスの仲間と旅行中です。旅行に行ってるのは平田香織、山西沙奈、沙原真、田中新樹、南伊月の六人です。
香織はお嬢様、沙奈の母親は女優、新樹の親は有名な医者などで色々すごいんです。
「悠花ったら、真君にきこえちゃうよ?」
「え、ちょっと沙奈やめてよバカァ~」
そう私は沙原真君が好きなのです。みんなには旅行先で告白しなって言われてるのです。
噂では両思いなどと聞きますが私的には信じてませんけどね・・・
それはそうと、私達が行こうとしてるのは香織の別荘です。
香織は母親が大手家具メーカーの社長、父親は有名なリゾート地の設計者、姉は女優、その他にも祖父もそぼも言う名家なのです。
平田家の別荘はいくつか、その中の一つに行くのです。ちなみに香織の別荘は別荘と言うよりホテルなのです。
「うわぁ~ここのビルたかいね」
「そりゃそうだよ、悠花始めてだっけ?沙奈は四回目だよ!真と新樹は二回目だよね~。たしかそうだよね、 香織?」
「そうですよ沙奈さん。悠花さん、あとここは2、30階建と聞いておりますよ!」
「2、30階もあるの?!」
「え、ええ、まあ」
か、香織の別荘すごい・・・。
「香織、今回はどこの部屋だ?」
「真君聞くのはやっ、もっとあとにしてあげなよ」
「べつにいいだろ、新樹」
「あ、ぜんぜんいいですよ?真さんたちの部屋は2031号室、私達の部屋は2032号室ですからね、覚えておいてくださいね!あと、言い忘れてましたが20階の部屋は皆さんが気を使いません用に全てお借りしましたので気軽に使ってください!1階につき50部屋あるので!」
「50部屋?!」
全員で口を揃えて言ってしまった。
「平田家、恐るべし」
私は心の中で思った。
エレベーターで20階まで登り、自分たちの部屋へ行った。結構広いし、ベットもフカフカで手触りが良かった。
窓を見ると、土砂降りの雨だった。雷もなってた。
「沙奈ね、ここの布団気に入ったの!だからここで寝るゥ」
「沙奈さん、すっかり気に入ったようですね」
香織が笑ってそう言った。すると
「ぐぅー」
「え、だれ?」
「私です・・・。」
香織が手をあげた。
「沙奈も、お腹ペコペコ~」
みんながお腹が空いたようだ。
「じゃあ、男子組も誘ってしたのレストランで夕食を食べましょう!ここのレストランのシェフは三ツ星ですわよ!」
「わぁい、沙奈はここのレストラン好きなんだ~」
男子組も誘ってレストランに行った。
やはり絶品の品々で、すごく美味しい。お肉が柔らかい。
すると
「きゃぁ!」
どこかからそんな声がした。
女の人が青い顔でおりてきた。
「しゅ、主人が、に、218号室で、倒れてるの!」
「え!」
全員で現場へ行くと、男の人が頭から血を流して倒れていた。
「そ、そんな」
香織がそう言った。
新樹はその男の人の首元を触っていた。
「ダメだ、もうなくなっている。」
新樹が悔しそうな顔で言った。
女の人が男の遺体を触ろうとした。私はとっさに口が動いて
「現場に触れるな!」
と言ってしまった。しかし続けて
「これは、撲殺よ。事故とかじゃない。絶対に殴られている。凶器はちょっともろい金属のバットやパイプよ。ほら、この遺体の服に銀色の何かがついている。おそらく、塗料とかが剥がれたんでしょうね。犯人は返り血、指紋などの対策でレインコートや手袋をつけていたでしょう。一応冬だし、今日は雨が振るって天気予報でやってたでしょう。不自然じゃないわ。」
「なにいってんだよ?!そんなの状況証拠だろ?まだわかんないだろ?真、新樹、どうなんだよ?!」
真君たちは無言だった。
「警察を呼んで」
「えっ、でも」
「早くっ!」
ちょっと待った。すると香織と沙奈が戻ってきた。
「悠花、ごめんなさい。警察はこれないそうですわ。近くで土砂崩れがあったそうです。警備の人たちは朝昼夜で分かれていて、夜の人達はまだきてませんの。昼の人達は帰りましたわ。へ、変な仕組みですよね、全く。も、もうお父様ったら。う、うっ、うわーん!」
香織が泣き出した。沙奈も泣いた。泣き声はホテル内に響いた。
