人それぞれの捉え方があると思いますが、私なりの「ダンスホール」捉え方を話させてもらいます。

 

まず、ダンスホールはラブソングとして私は解釈している。

この歌は新宿ディスコナンパ殺人事件が起きたことにより書かれた曲だが、その殺された女の子を歌を歌った曲ではないと考える。

この歌のお前(女の子)はまだ彼のことが忘れられていない。しかし、何らかの理由で一緒にいない。

これは3番で女の子が「彼がいかれていたし」とわざわざ彼の話をしたことから忘れられていないではないかと捉えている。

 

彼と一緒になれない淋しさから彼女は淋しさを忘れる(紛らわす)ためにダンスホールに行き踊っていた。

1番で「はしゃいで踊り続けている」とあり、淋しさを隠すためにはしゃいでいるふりをしていると考えられる。これは2番で出てくる「消して目覚めたくないんだろう」からも女の子が現実から目を背けたいと思っていることが推測できる。

 

そして2番でお酒を飲むことで淋しさを隠していた女の子が3番に本音を語り始めるのである。

 

男としては最初女の子が淋しさを抱えている事は知らなかった。話す内容などどうでもよくただ女の子に好かれることを考えて「つくり笑い」を浮かべたりしていた。恐らく遊び相手のような者だったのだろう。

話していくうちに女の子が本音を漏らし淋しさを抱えていることが分かり(3番で)、女の子への思いは本気のものに変わる。

しかし、女の子は今も忘れられていない彼(いかれていた彼))の様に思いが深くなってしまうのを恐れているまたは彼のことが忘れられないために本気になれないと感じているのだろう。だから「ゆうべの口説き文句」をわすれて今夜も他の誰かを探しに行っているのだろう。

そして、男はそんな女の子の事を守りたいと思い、「俺の胸で眠るがいい」と言っている(思っている)のだろう。

 

ここで重要になってくるのは2番の「確かにつくり笑いさ」である。男が「確かに」と言っているように女の子は男がつくり笑いであることをわかっていたのである。最初、男は女の子に本気の思いを抱いていたわけではなかった。だから女の子はそれを知ったうえで様々な話をした。もしも男が最初から本気だとすれば、毎日違う男を探している女の子は傷つけることを恐れ男と話をしなかったのかもしれない。

そんな優しさを持った女の子に男は恋してしまったのである。

 

「ダンスホール」はこの思いやりから心の入れ違いが生まれてしまった悲しい歌なのである。

 

私はダンスホールを以上のように捉えました。最後まで読んで下さりありがとうございました