$ソーシャルメディアでまちおこし


科学の進歩によって、人に「情報を伝える」という事がかなり簡素化され、

具体的に伝えやすくなってきた。

このままいけば人間の脳がイメージした事をダイレクトに相手に伝える事が

可能な時代も目の前に来ているのではないか?

と、思ってしまう。





情報が伝わり易くなって、はっきりと見えてきたものがある。

それが“多様性”ということ。

人は他の人と違う…違っていいのだ、

『まったく同じの人間などいない』という事が可視化されてきた。

それにより“個人”の在り方というものが尊重され、

それに伴ったサービスが展開される現代になったのだと思う。






人の多様性がこれだけ出てくると、

もはや「人に好かれよう」などと意図的に考えることは

ナンセンスなのではないかと思う。

いくら好かれようと思っても、全てを好いてもらえるわけでもなく、

それ以外にもっと人と人の繋がりで大事なモノは存在するのだと思う。




好かれようとするよりも、人の心を動かす存在でいること。




これは、多様性の現代にもっとも必要な力かもしれない。

好きでは無くても心を動かす人間はいる。

黙々と自分の信念に従い、迷わず突き進む人間を見て心を動かされる人もいるだろう。

情熱をもって好かれる好かれない関係なく、

行動で証明する姿に心が動かされる人もいるだろう。

いずれにしろ、ソーシャルメディアでネット上で人間が繋がり、

交流できる現在、好かれるよりも心を動かす存在は、

何か実現させるパワーを持ち得ていると思う。






さらに、人と人が繋がり合う事が簡単になった事で、

もう一つ重要な存在は『自分以外の誰かを上手くいかせる』という人。





戦後から高度経済成長にかけて、ひたすら働く事で豊かになれた時代に出来上がったののは、
「我々」という自分本位の考えが仕事に根づいたように思う。

一概にすべてがそうだとは言えないが、その流れを汲んで、

どうしても豊かになるために人を蹴落とす事も大事だという考えが蔓延した。




しかし、人はもともと人を蹴落とすようにはできていない。





これだけ人が繋がる事が可視化された時代ならなおさら。

自分の周りの人間を成功させてこそ、それに支えられる自分の成功があるのだと思う。

ノマドライフなんていうどこでも仕事ができるような人は、

半永久的に定期収入に困らないシステムを考えた時、

絶対的に必要なのが周りの人間が成功している事、豊かである事ではないだろうか。





なかなか怖くて飛び込めない部分かもしれないけれど、

人を本気で成功させる、上手くいかせる、

そいういう事を真剣に取り組む時代に来ているのだと思う。




この時代に生まれ、自分に生きる使命がある限り、

自分の周りの人間が豊かになる事を心から望める人間を目指していきたいですね。