
ジミー・ウェールズが小さなチームを率いてはじめた
「ウィキペディア」は、かつて人々にもっとも読まれてきた辞典を駆逐してしまいました。
『ブリタニカ百科事典』は1768年に創刊され、
現在も百人を超える専属の編集者を抱えています。
創刊からの250年で製作に費やしたお金は、おそらく100億円を超えると言われています。
一方、ウィキペディアは同辞典よりもずっと規模が大きく、
多くの人に読まれており、情報の鮮度においても勝っています。
しかもほとんどコストがかかっていません。
一人の人間ではこのような辞典は創る事ができなかったでしょう。
千人でも無理です。
それができたのは、ウィキペディアが、
専門家を名乗る一握りのスタッフに「高給を支払う」代わりに、
『何百万人もの知識人が小さな貢献をする共同作業』を成立させたからです。
(以上、本より抜粋~)
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題名:「新しい働き方」ができる人の時代~
著者:セス・ゴーディン
翻訳:神田昌典
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山梨でいろんな活動に参加して、最近思うのが…
この「小さな貢献をする共同作業」の実現を、
社会の至る所に作っていくのが僕の使命の様に感じます。
決して僕一人では完成しない活動。
最近では、山梨シネマ二ティ運動
そして、再来週から始まる山梨の予防医学を考えた、新しいコミュニティによる取組…
小さな運動が、多くの方の小さな貢献をする共同作業の実現により、
人々の暮らしに幸せを生み出す力になるように思います。