先週の水曜日に帰省。
日曜日に日付が変わって少しした頃‥
父が他界しました。
自力で排泄が出来なくなった段階で即実家に帰ったのですが‥
限界を超えた辛さの状態の中、最期の最期まで父は本当によく頑張ってくれたと思います。
帰省してわずか5日でしたが、父は残された家族のためにかけがえのない時間をプレゼントしてくれました
最期まで家に居たいと希望していた父。
最期まで家で‥母と私と妹、そしてチビちゃんに囲まれながら過ごすことが出来ました。
脈が触れなくなってくる中、やせ細った肋骨に手を当てると父の心臓の鼓動が私の手に伝わる。
震える手を必死に父の胸に当て、最後の鼓動を確認しました。
肺癌末期の呼吸とは思えないほど、亡くなる直前まで穏やかだった呼吸。
誰に何に感謝をすればいいのかわかりませんが‥
呼吸苦の苦しみがなかったことは本当に有難い‥
‥きっと何かの力に守られていたんだろうと思わずにはいれません‥
チビちゃん‥
5日間ほとんど外に出してあげる事も出来ませんでしたが、
全くグズる事もなく、横になってるじぃじの側で遊びながら‥
気づけば、いい子いい子とじぃじのの頭や足をさすってくれていました
そして‥棺に入ってしまい、そばにいなくなったじぃじ。
葬儀の会場の受付に置かれたじぃじの写真を見つけ‥
写真のじぃじにいい子いい子‥
その姿に溢れる涙が止まりませんでした。
お世話になっていた訪問看護師さん‥
時間の空きをみつけては日に何度も訪れてくれ、父に、母に、私に、妹に声をかけ続けてくれました。
ほぼ不眠不休の私と妹を気遣い、『チビちゃんをしばらく散歩に連れて行くから、ちょっとでもカラダ休めて!』とまで言ってくれ、連れ出してくれました。
訪問薬剤師さん‥
この方も薬を届ける用事もないのに、日に何度も訪れてくれ、私たちを励ましてくれました。
往診医の先生‥
若い男性の医師ですが、『お父さんの(在宅ターミナル)希望をみんなで叶えてあげましょう‼︎わたしも目一杯バックアップしますから心配しないでください‼︎』といってくれ、
状態が刻々と変化していく中、不安になり電話をする母にいつも優しく対応してくださいました。
父のガン発覚からずっと関わってくれた私の友達のケアマネさん‥
素敵な訪問看護師さん、薬剤師さん、往診の先生を手配してくれ、
私の要望にも即座に対応してくれ、父の苦痛の緩和が出来ました。
心から優しい皆さんに支えられ、どれだけ心強かったことか‥
自宅での看取りが最高のものになったのも、この方々が居なければ成しえなかったことです。
感謝しても感謝しても、しきれないほどの感謝の気持ちでいっぱいです。
わたしに出来ることは何か‥と考えましたが、何も出来ることはありません‥
ただ‥今は、ブログでこれまでに書いていた『ターミナルケア』の続きを書いていくことで、たまたま同じような境遇の方の目にとまり、微力ながら何かのお役に立てる事が出来れば‥と思っています。
明日からはまたお弁当作りも復活しようと思っています
またいろんなブロガーさんと関わることが出来ると嬉しいなぁ
少し遅い時間になりましたが‥
今日も皆さんにとって素敵な1日となりますよぉに‥