海とお城を楽しむ一人旅 in July 2日目 | 今を感じて心が前に進める言葉を届ける。鳴響詩翠。

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社会人。

今後の生き方を模索したい。
その時々の思いや考えを残していくつもりです。

こんにちは。おゆきです。

今日は福岡〜島原〜熊本〜福岡 の一人旅2日目の様子をお伝えしたいと思います!

2日目は島原から始まります。
朝ごはんはホテルの手作り感満載のなんだか懐かしいごはん。


スープと思って飲んでたら「間違えてお味噌汁を出していたかもしれません、すみません!」とオニオンスープに取り換えてくださったのですが、違いがわからず私の舌はなんてお馬鹿さん……と思ったことはよく覚えています。笑

そしてホテルを出ると、まさかの雨。

予報は夕方まで曇りだったんだけどなーと少し気を落としつつ、徒歩で島原城まで向かいました。



途中歩きながらと通った商店街がとても昔ながらで、でもずっとシャッター街ってこともなくて。
程よい温かみと朝の人の静けさと相まって、すごーくいい空気感!と癒されながら道中を歩きました。



そしてついに島原城に到着。
島原城跡、なんて言われてるけど立派なお城が既に立ってますけど???と思うほど迫力のあるお城がお出迎え。

早速中に入ってみると、そこには展示物がたくさん。
キリスト教が伝来してから淘汰されそうになりつつも、隠し通して信仰を続けるうちに本来あるはずのキリスト教とは別の形になっていた……想像を絶するような大変な時代だったんだろうな……なんてことをざっくり〜と感じました。

見学しつつ、横を見るとお父さんと小学生くらいの男の子2人が展示を眺めてて。

男の子たちは展示に興味あるというより、写真を撮るのに夢中になっていて。

お父さんから借りたであろうカメラでお兄ちゃんがずっと撮ってると、弟くんが
「にいちゃん貸してよ〜」とずっと付きまとっている様子。

お兄ちゃん側はずっと夢中でひたすらに写真を撮りつつ、鬱陶しそうな様子。
それを見かねたお父さんが
「今兄ちゃんが使っとるんだから待ちなさいよ」と言ってなだめていました。

なんだか弟くん不憫、お兄ちゃん意地悪やなぁ〜笑
と思いながら一度素通り。

その後お城のてっぺんに登ったら、お兄ちゃんだけが階段を登ってきて。
見ず知らずの私に
「こんにちは〜」って挨拶をしてくれた。
私もこんにちは〜とだけ挨拶を返して。

交流はそこで終わったのだけど、意地悪なお兄ちゃんにも優しいところが見えてとっても癒されたのでした。

仲良く育ってね!笑

話は逸れましたが、歴史と男の子たちに思いを馳せながら島原城を発ちます。

島原で観光名物を食べよう〜と思い、寒ざらしの食べられる近くの甘味処へ行きました。

寒ざらしって何?と言われると難しいのですが…白玉に和風味ののシロップをかけたみたいな(語彙力)和菓子です。

こんな感じ↓


さっぱりしてて夏にぴったりなデザートでした。
ちなみに一緒に頼んだのは梅昆布茶。
梅昆布茶は文字通り、
梅〜昆布〜薄めでほのかにお茶の味〜ってくらいの感覚だったので、中々味は苦手でした笑
寒ざらしを味変に活用しつつ、何とか飲み切りました。いい経験なのでよし。

そして寒ざらしの食べた甘味処の近くでは、かなり城下町っぽい雰囲気が漂っていました。





水路に鯉が泳いでたりもして!
コンパクトではありますが、かなり雰囲気の良い街の風景でした。

そしてそろそろお昼頃。
いよいよ島原を発つときです。

島原港まで歩いて、島原港から熊本側の港まで、フェリーでひとっ飛びしちゃいました!
(四国一人旅の最終日の様子は、このフェリーの待ち時間に書いてました。笑)

このフェリーがすっっっごく気持ちよかったのを覚えています。



フェリーの屋外の席に座って島原方面を眺めながら、段々島が遠くなるのを眺めていたのですが、そのときに海鳥?も併走していたんです。

餌があるのか分からないのですが、終始船と併走しながら飛んでいて、たまに海に沈んでみたりまた飛んでみたり。

気持ちよさそうに飛んでいるのを眺めながらひたすら眠気に誘われてうとうとしていました。

海鳥と島原の景色、そして心地の良い眠気が何とも心地よくて、あの時の気持ちよさは忘れられそうにありません。

仕事で気持ちも心も疲れていたのもありますが、頭をぼーっとさせながら眺めるにはなんて素晴らしい景色だろう、と幸せに感じていたのを覚えています。

フェリーに乗りなれてなくて楽しかったのもありますが笑

そうやってぼーっとしていたら、あっという間に熊本に着いてしまいました。

身体の疲れを感じて動きたく無い気持ちを感じつつ、向かうは熊本!と気持ちをあげて向かいました。

熊本までは無料のシャトルバスが出ていたので、まさかの熊本駅までは無料でひとっ飛び。かなり有難かったです。

着いてすぐ、お昼を食べないことを思い出して急遽熊本ラーメンを食べることにしました。

本当は人気で行列のできてるお店に行きたかったですが、時間が無い&ぼっち飯に慣れてない民には難易度の高そうなお店だったので、諦めて隣のラーメン屋さんに入りました。



味は普通に美味しかった!
しかも女子高生か女子大生くらいの女の子2人組も仲良く食べられるような入りやすい雰囲気の良いお店で、私も心の中でにっこり。

次来たらあの美味しそうなラーメン食べるぞ、と思いつつ急いで熊本城へ向かいました。

島原はちょっと雨も降っていましたが、熊本は天気に恵まれ晴れていました。
晴れすぎて暑かったくらい……。

電車を使おうかと思いましたが、謎の意地と電車乗りなれてなくて不安で徒歩で熊本城まで向かいました。

くたくたでしんどくて、もういいや……と思った矢先、熊本城の手前にはお土産通りのような城下町漂う施設が。

どうも2011年にオープン?した桜の馬場城彩苑という複合施設らしいです。

少し寄り道すると、なんだか出店通りになっていて、歩き疲れた私はあれよあれよという間に甘味処へ入っていきました。

食べたのはこれ……↓



でっかい、でっかすぎるいちご味のかき氷、、!!
4人前くらいありそうな巨大なかき氷は、人生でも食べたことがありません。

食べ切れるか少し不安になりつつも、苺の果肉たっぷり乗った本格派のかき氷に胸を躍らせます。
思い切って食べてみると、
お、美味しい〜!!!

歩いた疲れもしんどさも暑さも全て吹っ飛んでしまうような美味しさでした。

ちょっと時間はかかりましたが、余裕でペロリと完食。
完食した自分にも驚きつつ、元気を取り戻して改めて熊本城へ向かいました。

少し歩くとすぐに石垣の部分が見えてきます。
熊本地震から数年しか経っていませんが、もう復興したじゃん!という第一印象。



一方で周りの建物や施設を見ると、今も崩れたままの施設があちらこちらに散見される。

今も復興の途中なんだ、と修復の大変さを感じます。

それでもメインのお城近くを見ると、圧巻。



有名なお城ってやっぱり有名なだけあるんだな、と思わせてくれる圧倒的存在感を強く強く感じました。


そして中の展示も凄いの!
物の展示や説明分の貼り付けだけでなく、パネルで操作しながら昔の街並みを見れたり、展示ごとで分かりやすい解説映像があちこちで流れていたり。

とにかく展示数と量と工夫が半端なくて、日々新しくなってる印象を受けました。
これは何度も来ても楽しめるんじゃないかレベルでした。

歴史のことはまぁ、詳しくないので流し見しつつ、歴史の長さは感じるのでした。


熊本城を見終えたら、ついに終わり。

近くのバスセンターから福岡に戻ります。
最後にいきなり団子をお土産に持ち帰りつつ、旅は終わりを迎えました。

*


ということで
7月の一人旅はここで終わりですー!

実はこれを書いている今も一人旅の最中です笑
もはや旅というよりぷち現実逃避に近いものがありますが。。

仕事があるとどうしても長い時間行けないので短期間旅行にはなってしまいますが、短い時間でこれだけ旅行できると思うとなんだか気が楽になります。

仕事が辛くなったらいつでも現実逃避して戻ってくればいいという安心感。

今も土日休みの間にぷち旅行しています。

自分の気持ちと心を大切にして、これからもいっぱいお出かけに行きたいです!!

とりあえず長くなりすぎたのでこの辺で。

ご一読ありがとうございました〜!!!