書評より
ここで注目願いたいのは、自己保身や責任転嫁すらしようとしない人々の方だ。
問題が起きているのを知っていながら、何もしなかった人
自分には対処できたのだから他の人もそうであるはずと考える人
自分には無関係だと思っていた人
そもそもそれが問題だとは思いもせず、冗談のネタにしていた人
彼らには本当に罪はないのか。
水生大海の筆は、各編にミステリとしての仕掛けや謎解きの醍醐味を仕込みながら、その先に「無知の罪」という真相を容赦無く炙り出していく。
無知の罪
あるわなあ
たぶん誰にでも
〜(・・)



