どーん。

DJ高野でーす。


元気ですかーって。   






あーっ!




もう5月やんけ!!
どーん。


ダンシングジェーン高野です。

DJ高野ですYo。



今日はいい天気だった。

体を動かしたくなり、バッティングセンターに行った。

200円でコインを1枚買い、そのコインで1回25球打てる。


僕はコインを2枚買った。
50球打つことにした。

というより
50球打つことはバッティングセンターに行こうと思った時から決めていた。

たかがバッティングセンターで本気になって100球や200球打ったってバカみたいだし、まずお金がかかる。


だから軽く汗をかく程度に打つことにした。

来たボールを
いい感じで打っていた。


しかし事件は起きた。


それは
38球目での出来事だ。

僕は来たボールを打った。

するとボールは快音とともにホームランの的に当たった。


「おめでとうございます!」バッティングセンター内にアナウンスが流れた。


冷静に
残り12球を打った。

50球打っただけで少し手が痛くなっていた。

でも
内心凄く嬉しかった。



受付の人にホームランを打ったと話すと賞品を選んでと言われた。


特にいい物はなかった。


なんでも良かったが、
トロフィーをもらうことにした。


すると受付の人は
「初めはトロフィーだよねぇ」と言ってきた。
そして「次も頑張って下さい」と続けてきた。


なんか
なんかわからないけど悔しくなって
あと25球だけ打つことにした。


千円札を機械に入れた。
そしてコイン1枚のボタンを探した。ない。ボタンがない。


ボタンがないパターンの奴だ。
千円入れたら全部コインになっちゃう奴だ。
僕がそう思った時にはもう手遅れ。


コインが6枚出てきた。



6枚?

千円なら5枚のはずじゃ‥


1枚サービスの奴だ。


やる気がなくなった。



僕がその後ホームランを打てなかった事は言うまでない。

そして
手がもの凄く痛くなったのも言うまでない。


僕の手元に千円はもういない。

どーん。


高野です。



夜中に目が覚めた。
僕にとっては珍しいことだった。

僕は寝たら朝まで起きないパターンの人間だ。

その日もいつもどうりに寝た。
朝までぐっすりのつもりだった。

しかし、
夜中に目が覚めてしまった。
なんかおかしいと思った。


完璧にバッチリ覚めた。
ちょっとムカつきながら何時か確認するため暗闇の中携帯を探した。

いくら探しても見つからない。


いや、違う。
探してるつもりだっただけで実際は探していなかった。
というより探せなかった。


体が動かなかった。
動けなかった。


金縛りってやつだ。


僕は金縛りじたい何回か経験はあったから気にしなかった。

でもいつもの金縛りと違う。

完璧に固まっている。
苦しくなってきた。


やばい感じだ。

そう思った時、
さらに苦しくなった。
声も出ない。


僕は目だけ動かし部屋を見渡した。
暗闇に慣れてきたのか部屋の中はぼんやりと見えた。

視界に人影が入った。

しかも2つ。

幽霊のパターンの金縛りで人影が2つって。



マジかよ。
やばいよ。


人影の1つは、
僕の体の上にいて僕の首を絞めようとしていた。





もう1つの人影は、
 



僕の首を絞めようとしている人影を必死に止めていた。



それを見て、
僕は深い眠りについた。