【自然から学ぶ】
「何か疑問に思う事があるなら、
自然の中から学べ」
私は親になり、ふと、
「教育ってなんだろう?」
と疑問に思う事がありました。
日常では、よく、
「こんな時どうしたらいいのだろう・・・」
と考えてしまったり。
例えば、
子供がいう事を聞かないとき、
ゲームばかりして何もしないとき、
「早く○○しなさい!」
「いつまでも○○しててはダメでしょ!」
と、言いたくなる。
でも、
「ガミガミい言うのもいやだな・・・
では、なんて言ったらいいのだろう・・・」
こんな風に立往生してしまう事がよくありました。
(迷った挙句、結局、ガミガミ言ってしまうのですがね・・・^^;)
そこでいろいろな教育書を読んでみたり、
先輩ママの話を聞いてみたり、
先生と言われる方々のお話を
ユーチューブや講演会などで観たり聴いたりします。
そして、
冒頭の「自然の中から学べ」
と合わせると、
教育にも二極性があるのだな、
という事に気が付きます。
お父さん的要素と、お母さん的要素。
もしくはそのような存在。
そんなふうにぼんやりと感じてから数年後、
私のメンターが
大変わかりやすい言葉で表現して下さいました。
「教育は “教え育む” と書きます。
教育には “教える” と言う父性的要素と
“育む” と言う母性的要素があるんです 」
なんかその言葉が大変腑に落ちたのです。
教育の二極性・・・
これは東洋哲学の陰陽の思想にもつながります。
【父性の「教える教育」、母性の「育む教育」】
父性的な要素とは何でしょうか?
それは社会の規範、道徳・倫理、
人としての正しい姿。ルールのようなものを指します。
「家訓」とか、家のビジョン、そういったものが
ある家とない家とでは、大きな違いが出るというのです。
ユダヤ教やキリスト教では、聖書の中に
十戒と言うものがあります。
調べてみると、仏教にもある。
戦前戦中の「教育勅語」などもそれに該当するように思います。
これらのものに共通するものを少し挙げるとするならば
・天を敬いなさい
・父母を敬いなさい(親孝行)
・兄弟姉妹仲良くしなさい、友達を大切にしましょう
・夫婦も仲睦まじく
・殺人してはいけない
・盗みはいけない
・姦淫してはいけない
・偽証してはいけない
また、十戒には、
・他人の妻を恋慕してはいけない、なんてものまであります。
胸に手を当てて考えれば、誰もがその通りだと思うし、
それをないがしろにしてしまうと
秩序が乱れ、争い事が絶えない、誰かが傷ついたりと、
生きにくい世の中が作り上げられてしまうように感じます。
こういう柱が必要ですね。
また、母性の「育む教育」は、
一言で言うと
「ありのままを受け容れる」ということ。
「ダメダメ」はよくないよ、とよく言われます。
ダメの逆は?
「いいね!」ですね。親の価値観で子供の行動や結果を判断したりするのではなく、、
失敗しても変なことをしても、一度承認してあげるのが大切ではないでしょうか。
それでこそ、色々なものに挑戦し
失敗を恐れない、のびのびとした子が育つと思います。
このようにしてこそ、自己肯定感が育まれていくと思うのです。
また、
人は規範や倫理道徳だけで
立派に育つわけではありません。
母性が父性の領域まで唱えてしまうと、
子供の行き場がなくなってしまいます。
しかし父性不在(ルールのない現場)でも、
無秩序な教育が展開されやすくなってしまいます。
父性・母性、二極の教育が本当に大切だと思います。