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11月となり朝晩肌寒く感じる日も増えてきました。
そんな中でも相談所は元気な笑い声、泣き声でにぎわっています。
先日産後ケアでいらしたAさん。赤ちゃんがうまくおっぱいに飲みつけず、ほぼミルクで育てているけど、できることなら母乳で育てたいというご相談でした。お母さんは、出産の疲れも癒えていない状況の中、泣き続ける赤ちゃんを抱いて、途方に暮れていらっしゃいました。
私たちの提案はまず何よりも休養。横になること。そしてしっかり食べること。車がガソリンを入れ必要なメンテナンスをしないと動かないのと同じように、人もしっかり食べて、休んで体を整えないと本調子では動けません。おっぱいはあくまでも身体の一部。体がボロボロではうまくいくものもいかなくなってしまいます。
休養の後、Aさんの状況にあったアドバイス。Aさんの場合は母乳はしっかり出ているのに、赤ちゃんが母乳育児にそぐわない哺乳瓶に慣れてしまったせいで、飲み方がわからなくなってしまっていました。それから正しい飲み方、飲ませ方をAさんと赤ちゃんにお伝えし、飲み方を母乳育児と併用できる乳首、おしゃぶりで矯正していきました。
そして、帰宅前には赤ちゃんがおっぱいに飲みつくことが可能に!もちろん一進一退はありますが、その一瞬がスタッフにとっても本当にうれしい瞬間でした。Aさんはご自宅でも練習を続けてくださり、今は母乳育児を楽しんでいらっしゃいます。
赤ちゃんの吸収力は素晴らしいです。始める時期が早ければ早いほど環境に慣れていきます。母乳育児にお悩みの方、できるだけ早めに来所なさってくださいね。
※小山市の産後ケア事業をご希望の方は事前に市への申請が必要です。詳細は、お問い合わせください。昼食は手作りです♪
小山自然育児相談所 0285-28-1120
コールは長めにお願いいたします。
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