[あなたのよき理解者になりたい］

１万人の子どもと関わった保育士

子ども＊親の気持ちに寄り添い

サポートしています。

オッティーママこと尾尻文枝です。

出会った1人ひとりのママに

　“今　大切なこと”を伝えています。

No．７６６

＜シリーズ　２５回目＞

「子どもの教育について考える」

今回の内容は

「不登校を乗り越えた親からの手紙」より

　　『別室登校を乗り越えて』　

不登校を乗り越えた親御さんからのメッセージです。

＜小４・女＞

ー「別室登校を乗り越えてー

（前編）

去年の今頃は

教室に復学後、体調を崩すことがあり

ひやひやしながらも毎日

朝送り出すのが楽しかったことを

思い出します。

支援を受けて小学４年生の娘が

教室復帰を果たし「行ってらっしゃい」を

当たり前のように

毎日言える日々が来るなんて

以前は夢にも思えませんでした。

今　振り返ると長い道のりでした。

娘はもともと元気で活発な子でしたが

私の心配性な性格もあり

手だし口出し

先回りした過干渉の家庭教育を

していました。

娘は

些細なことでも自分で考え

行動することに臆病になり

何でもまず私に聞いてくるように

なっていました。

そんな娘に

『なぜ自分で考えられないのだろう』

『なぜ周りの人たちとうまく

関われないのだろう』と他のお子さんと比較し

責める気持ちや情けなさを感じていました。

子どもから

「ころぶ」経験を奪い

自立心を低くしてしまったのは

親である自分ということに

気づきもせずに。

小学生になり

春の運動会が終わったころ

突然「学校が怖い」と言い始めました。

そんな娘を説得して

学校に向かわせることに

必死になりました。

登下校の付き添い

授業の付き添い

２年生では授業は一人で

受けるようになったものの

登下校の付き添いは続けていました。

３年生になり

五月雨登校から夏休み前に不登校

その後放課後だけ登校する形に

なっていました。

娘は

「母子登校」

「五月雨登校」

「不登校」

「放課後登校」

「別室登校」のすべてを体験し

小学校入学後

ペアレントキャンプの支援を受けるまでは

まともに朝から夕方まで

教室でみんなと同じように

過ごすことはほとんどありませんでした。

その後

お母さんは自分との戦いが始まります。

お母さんの取り組みが子どもを変えていく

いきさつは・・・

次回にお伝えします。

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別室登校を乗り越えて思う(前編)