佐賀県/鳥栖市/福岡県
ママ・妊婦さんのための
心ほぐれる子育てサロン
『親子labo.ガジュマル』代表
田中麻須美(たなかますみ)です。
↑前回までの内容は、こちらから読めます↑
助産師として働きながら、
結婚妊娠出産を経て、
夫の転勤で
鹿児島市へ引っ越すことになりました。
私は鹿児島市内にある、
のぼり病院へ就職。
長女は幼稚園、長男は院内託児所へ
かれこれ10年程前のことです。
長女の時も長男の時も
ベビーマッサージを育児に取り入れて、
触れることって本当にすごいなぁ
と思いながら育児をしていたのですが、
引っ越しによる慣れない土地での生活で、
長女が登園拒否になりました。
最初は
「病気じゃないのに幼稚園休ませる
のって、非常識かな。」
と気にしていましたが、
そんな親の心配など子どもには
全く関係ありません 笑
朝から
「やだ~!わたし絶対行かない!」
となかなか意思が強く。。
途方に暮れて、
勤務先の病院に連れて行ったんです。
「まずい。。
本当に連れてきてもーた!」
事前の相談もなく
突然連れてきてしまったので、
上司や託児所の先生に
『絶対迷惑かける~ 涙』と思って
怒られる覚悟で許可をもらいに
行ったのですが、
そこでの上司や先生のまさかの反応に
大きな衝撃を受けました。
急な事態に『渋い顔をされるのかな。。』
と思って、怒られる覚悟までしていましたが…。
「そんなこともあるわよ~。
いいからいいから、何カ月でも預けなさい 笑」
「み~んな通る道なんだから大丈夫よ!
ここまで来るの大変だったね^^」と、
私の背中をさすりながら言ってくれたんです!
その手があったかく、
まなざしもあったかく、
こんなにあったかい世界があるんだ (涙)
と思ったら、お化粧も完全に落ちるほど
涙があふれた朝でした。
『私…頼ってもいいんだ。。』
自分の中で、
凝り固まっていた価値観が変わりました。
娘は1カ月ほど託児所に通って、
自然に
「わたし明日から幼稚園に行ってみる♪」
と言ってくれて、
その後は幼稚園に楽しく通えました。
それ以来、
『誰かが寄り添ってくれることって
こんなに心強いんだ』
『ピンチの時は頼ってみることも大切』
と、人に頼ることの心強さを
実感したんです。
何より、
『子どもの気持ちに寄り添う』
という大切なことができていなかった
自分に気が付きました。
次回は、そんな私が起業することになった、
もう一つの重大な転機!のお話^^
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