昨日は、2セットダウンから大逆転して勝利を勝ち取ったモンフィスにワクワクさせられましたが、今日のナダルも、スゴかった‼︎
4時間12分のフルセットの試合を勝利しました。
2セット目からテレビをつけたのですが、ナダルの動きが何かおかしいんです。
いつものように、ボールを追わないし、サーブが入らない。
どうやら腹痛のようで、途中、2回薬を飲んでいました。
負けても仕方のない状態で、なんとか続けていましたが、ファイナルセット、5-5の相手のサービスゲームをブレイクしたゲームだけは、いつものナダルでした。
最後のゲーム、ナダルから、30-0のサーブの場面で、トスが上がってから、観客が声を出したため、ナダルのサーブが乱れてしまいました。
さすがのナダルも、それはないだろう、という表情を見せたところで、相手選手のスマイチェクが、ファーストサーブからのやり直しを認めてくれました。
試合後のオンコートインタビューで、そんなスマイチェクを讃えるナダル。
(試合中に)何があっても受け容れる、という言葉にも感動しました。
解説の松岡修造さんは、ナダルのメンタルを絶賛していました。
リタイアせずに最後まで試合を続けて勝ちきってしまうところ、常に状況を受け容れ、周りに感謝できるところ、人としてのナダルのスゴさをいっぱい観れた試合でした。