久しぶりにいいお天気でした
気温も30℃を少し超えたくらいでしょうか。
その自治体に在学・在住でなくても出られるジュニアの試合に出場しました。
予選ブロック第1試合のコートへ歩き出したところで、名前を呼び出されました。
初戦の相手は今日、来られず不戦勝だそうです。
予選は3名1ブロックだったので、これで1位か2位通過が確定しました。
1位だと本戦1回戦はBYEとなります。
予選唯一の対戦相手は、11才以下のクラスでかなり上位の選手でした。
内容は競っているように思いましたがフタを開けてみると、0-5で負け。
最後の握手の時に、
『何度か、インをアウトと判定してしまいました。すみません。』
と謝られた息子。
『このタイミングで言われても・・・。』
と複雑な様子でした。
いずれも40-40の1本の時の判定だったようで、実はスコアほどの差はなかったのでした。
幸か不幸か、この後順当に勝てば本戦の3回戦でもう一度、この少年と当たる予定です。
『そこで、リベンジしたら?あの子も悪いと思って、正直に言ったんやろうし。』
と私。
そんなこんなで予選ブロックは1勝1敗の2位で通過しました。
本戦1回戦。
対戦相手は、なんと片手を怪我していて、使えるほうの手でラケットを握っての参戦でした。
試合の途中でこけて、怪我した手を押さえていました。
しかめっ面で、とてもつらそうです。
棄権したほうがよいのでは、と思いました。
息子もかけよって声をかけました。
息子『大丈夫ですか』
相手『だいじょばない』
試合は続きます。
(あとで本人に聞くとこの時の動揺がかなり大きく)、1ゲーム取られてしまいました。
相手の子は嬉しそうでした。
さらに、サービスエースをとられても、笑っています。
『あの子と試合するの、いややった。ケガしてなくても、障害者かも。』
と息子。
結局6-1で勝ちました。
2回戦は下の名前が、息子と同じ少年です。
サービス練習では、いつもはロング気味のフォルトが多いのに、珍しくネットにかかるフォルトが多く、何かが違う気がしました。
試合開始です。
最初の息子のサービスゲームで、フォルトしたファーストサービスを見て、相手は、セカンドレシーブの立ち位置をさらに後ろにとっていました。
お互いダブルフォルトが多い、苦しい展開です。
途中ネットのセンターのベルトが切れて、ロービングの方を電話で呼ぶハプニングがありました。
最終ゲームは相手の少年がポイントをとる度、同じ所属先の皆さんが、大きな拍手をされていました。
完全にアウェイでした。
こういう環境も息子にとってはいい経験です。
一進一退の攻防が続きましたが、最後は5-6で負け、結果2回戦敗退となりました。
今、息子は自分のテニスについて壁にぶち当たっているようですが、この試合がそれを払拭するきっかけになればと思いました。
今日の大会は参加費も安いのですが、その中から全員に参加賞がいただけました。
しかも準決勝に進出すると、商品がさらにグレードアップし、賞状ももらえます。
主催者側は『ほとんどボランティアで弁当代だけ』、と笑ってられましたが、ルール説明から、子供達への愛情にあふれた素晴らしい運営でした。
試合の後も、息子はいつもと同じようにテニススクールで2時間練習し、塾へ行きました。
来週も試合が続きます。