ボクは雲水さんや僧としての得度を受けていないので、衣を着るのは憚られる訳です。
「別に似非でもいいよ~ん」と考えるならばそれでもいいのですが、衣を着るということは=そういう風に皆さんに見られるということです。だから「お経読んでよ」とか言われても困っちゃうし…
というわけで、山頭火風に衣を着て行脚とはなりません。
じゃあ、何を着る?
ボクはボクらしく。
作務着(サムギです。一般にいうところの作務衣)を着よう!ということに成りました。
この五年、一番長く着ていたのは、寺のユニフォームたる作務着でした。普段着よりも気合が入るし、お寺に居たことの証でもある一番のお気に入りの作務着を選びました。動きやすく、適度に厚みもあり…少し暑いかも…、そして丈夫。
これは四年くらい着ているから、色も褪せてきてるし、襟は擦れちゃってるけど、愛着の一着なのです。
こいつを着て歩きます。
頭には白いタオル。あんまり暑いときには、ツバつきのキャップをかぶるとします。可能な限り、寺にあったその姿で歩いてみようと思います。
作務着でカリマー背負って歩いてるのが居たら多分ボクです。読者の皆さんで気がつかれた方は、声でもかけてみてください。