2024年3月9日(土):晴れ

 

夕方の透析まで予定が入っていない土曜日は久しぶりの感じがしました。診察も検査も薬の受け取りもない開放的なこの日はラーメン屋を訪問するにはうってつけの日でした。

 

手帳を買いに行かなくてはという思いがありました。4月始まりのカレンダー型をずっと使っていて今月で終わってしまうんです。ならば新宿の紀伊国屋に行こうと思い重たい腰を持ち上げました。

 

先日スマホに入っている「SmartNews」を見ていたら【にららーめん】なるものを見つけました。若い女優さん(誰だか覚えていません)が今日ラーメンを食べたと報告しているような画像でした。いいなぁと思って調べてみたら、場所は歌舞伎町で、行けるじゃんと思って行動に移すことにしました。

ということで12:10に新宿駅に到着しました。散歩がてら東口の紀伊国屋へ向かいます。手帳を購入して新刊をチェックしてラーメン店に向かいます。もちろん歌舞伎町の中は詳しくないのでグーグルマップを頼ります。路地から1本中に入ると書いてあったので心配でしたが幟が立っていました。

12:42 無事にお店に到着しました。営業中と出ていましたが行列はありません。

恐る恐る扉を横にスライドして「すいません、いいですかぁ?」と声を掛けて中に入ります。こういう時って少し緊張しますよね。カウンターの中から優しい声で「いらっしゃいませ、どうぞ」と言われホッとします。先客は5名で、全部で10名くらい着席できるロケーションだったと思います。券売機で「にららーめん」(1,250円)をポチリ、店主さんに渡します。

 私は「にら」は好きです。体に良くてスタミナがつくイメージを持っています。食べると元気が回復してくる気がするのでコロナでの体力消耗分を補おうとしていたと思います。

4分くらいで着丼です。丼の表面いっぱいに「にら」が覆っていて卵黄が中央に鎮座しています。美しい光景だなぁと一瞬見とれてしまいました。ではスープを一口、濃い醤油がガツンと効きます。鶏油でコーティングされているようで熱々です。麺は細ストレートで好みの固めでした。にら→スープ→麺を繰り返して無限ループに入ります。

コロナの影響でたくさん食べることが出来なくなり、今でも尾を引いています。半分くらいで満腹感が沸いてきました。卵黄を崩して麺に絡めて啜ります。まろやかになり甘味が加わるので楽しさが倍になりました。

 ところラーメン提供時に「ふと」思ったことがあります。こちらでは店名の入った箸袋を使っているのです。

今まで行ったラーメン専門店(町中華ではなくて)ではあまり見なかった気がします。私の生きてきた昭和の時代には飲食店の箸袋には店名入りが当たり前だったのですが、時代の流れでしょうか。

 

スープ【○】麺【◎】ほっこり度【小】点数「8.5」

自分が悪いのですが期待が大き過ぎました。もっと感動があると勝手に思っていました。身体も暖まったし充分美味しかったです。ご馳走さまでした。