ママのための子育て心理学! -71ページ目

ママのための子育て心理学!

脱・子育てストレス!
心理学を基にした親も子も心が楽になるテクニックや考え方を広めています。
(文部科学省認定 家庭教育支援チームです)

意地悪な子に育って欲しくないなら、

子供に対して、

「意地悪な子」と言わないようにしましょう。




レッテルを貼る事を、心理学用語でラベリングと言います。

(ワインに貼ってるラベルを想像すると、イメージしやすいですね)



ラベリングとは、その子を決め付ける事です。


「意地悪な子」と、決め付けるリスクは大きすぎます。


その子が意地悪な子じゃなくても、

意地悪な子になっていってしまうのです。









これを心理学では、

”ピグマリオン効果”や、”予言の自己成就”と言います。

子供は、親の期待(イメージ)どおりに育つというものです。





もし、親が、

「意地悪な子」という目で、子供を見ていれば、

その子供は意地悪な子になり


「賢い子」という目で、見ていれば、

その子はどんどん賢くなっていきます




それは、親の、子供に対するイメージによって、

親自身の言動が違ってくるから。





もし、

「この子は、意地悪だ」と思っていれば、

意地悪な所ばかり目に付きます。



そして、「もう!意地悪な子ね!」と、叱ります。



それどころか、

意地悪でない行動にも「意地悪だ」と感じてしまいます。







意地悪でない事を意地悪だと感じてしまうのには、

知識不足もあります。

間違った思い込みによるものも多いです。





例えば、

お友達の作った積み木を倒す子は

本当に、その子が意地悪な子だからでしょうか?




ただ、好奇心から「倒してみたいだけ」で、

「意地悪をしよう」と思ってやっているわけではない

かもしれません。




1歳前後の子に、

「意地悪しないの!」と叱る必要はありません。



子供は研究しているだけです。

「どんな倒れ方をするのかな?」など

発達段階的には、健全な状態です。



小さいから、相手の気持ちまで、まだ見えてないだけなんです。






「意地悪な子」ではなく、

一見、意地悪な行動をしてしまっただけ。



間違った行動をしたなら、

その行動に関して、

「積み木を倒したいなら自分で作ろう!」

「ママの作ったのを倒そう!」等と

望ましい行動誘導してあげればいいのです







親が(我が子を本当に意地悪だと思っていなくても、)

軽い気持ちで、冗談のつもりで言っていても、

何度か言われる度に、

子供は、自分に対して「意地悪な子」という

レッテルを貼っていきます。




自己肯定感の低いセルフイメージ(自己イメージ)を、

持ってしまうのです。





これも、あまり知られていない事かもしれませんが、

人は(無意識に)自分のイメージ通りにあろうとします。





自分の事を、「意地悪な子」だと思っていれば、

そのイメージに沿った事をするようになり、


たまたまイメージでない事をしても、

居心地が悪くなり、

またいつもの自分に戻ろうとします





いつも80点の子が

ふと100点を取ったら、


A)「自分は80点程度の子」だとその子が思っていれば、

「まぐれだ!」と思い、居心地が悪くなります。



そして、次は、60点くらい取ります。

そして、「そりゃそうだよな」と安心します。





B)「自分は100点取れる子だ」と思っていれば、

よし!やっぱりできるんだ!次も頑張ろう!

と、勉強をします。

結果、100点やそれに近い点数になっていきます。







セルフイメージにより、

行動が変わってくるのです。



結果、イメージどおりの自分になっていきます。





1歳前後の子が、積み木を倒すことだって、

順調な発達段階です。




子供として必要な発達段階を、

間違って認識する事で、

本当は、賢い子なのに

「意地悪な子」「賢くない子」と判断してしまう・・・




知識不足のせいで、我が子の行動に

間違った決めつけをしてしまい、

「うちの子は意地悪だ」と、思ってしまう・・・



本当は賢い子なのに、

大人の知識不足から、

意地悪や賢くない子

と、捉えてしまっては、もったいなさすぎます。




どうせ、ラベリングするなら、

「賢い子」「優しい子」など、

いいセルフイメージを持たせてあげましょう!




●まとめ●

人は自分のメージ通りであろうとします。


子供の自己イメージを作るのは、

周りの人間です。



他人の言動は、操作できません。



親だけでも、我が子にいいイメージを

持たせてあげましょう。