小さい頃の観月はとても馬鹿でした。
舗装された道なんてないような田舎に住んでて、近所に同じ年齢どころか若い人すら居なくて、そんな環境でしたから何も知らない子でした。

って過去形にしちゃだめですね。今も馬鹿です。えぇ。

で、2歳頃の観月は、家には野菜を全種類揃えておかないと罰せられるんだと何故か思ってました。
ですんで家族で遠くのスーパーに買い物に行った時、いつも「きゅうり買った!?」とか必死に聞いてました。
「きゅうり食べたいの?」とお母様に聞かれて、「何言ってるの?食べたいわけがないでしょ!」って思ってました。
野菜があんなに種類あるなんて知らなかったけんねー。


初めて『マクドナルド』って発音できた時は嬉しかったなぁ。
それまで舌がまわらなくて仕方なく『まくろらるろ』って言ってましたもん。

そして、前にも書いた気がするけど、3歳にしてサバ読みを覚えました。
『さんさい』って響きよりも『にさい』って響きの方が好きだったんです。


そんなわけで観月はこんなに成長して今年16歳になります。(嘘吐きめ)