子供のころ、幼稚園の先生が小さいモモちゃんのシリーズを読み聞かせてくれた。当時のことなのでよく覚えていないが要は父親がいない、ということだった。子供心にもお父さんがいなくて寂しいよねなんて思っていた。挿絵で空高いところにお父さんらしき人の絵があったように記憶している。
幼稚園時代から数十年後、新聞である記事を見つけた。
作者は離婚した自分自身をこの作品に投影していたと。
私はその後この作品を読むことはなかったが、この作者は幸せな生活を送っていたんだろうとずっと思っていたので、ショックだった。
私の頭の中が幼稚園の頃のまま平和ボケしていたのかもしれない。
結婚も離婚も相手がいるからできるものであって、一人でできるものではない。お互いにそうする事情や理由もあったのだろう。そして近しい人たちには少なからずその影響はあるだろうが、全く関係ない人にとっては知る由もないことである。
ファンタジーがことごとく粉砕された日の出来事でした。
その作者の名前を聞いただけで、私は非常に嫌悪の情を抱かずにはいられなくなってしまいました。