中性脂肪やコレステロールを減らすなどの効果があるとされる青魚ですが、食べ過ぎてもいいのでしょうか?食べれば食べるほど、健康にいいものなのでしょうか?

中性脂肪が気になっている方には、青魚の脂肪部分に豊富に含まれるEPAという成分に効果があるとされているのです。

この脂肪分に含まれるEPAは、焼いてしまうと脂肪が落ちてしまうので、生のお刺身として摂取することが効率よく摂取できる方法です。また、煮魚・ホイル焼きなどにして、汁も一緒に食べるといいでしょう。

しかし、生お刺身で食べる場合には、新鮮であることが第一!!多価不飽和脂肪酸は、酸化しやすいので注意しましょう。

とは言っても、やはり脂肪分。

高い脂肪分になるため食べすぎはよくありません。中性脂肪やコレステロールを低くする働きがあるから、どんなに食べても大丈夫というわけではないのです。どんなものでも適量が存在するのです。

では、どの程度摂取することがいいのでしょうか?

EPAは、1日に1g程度摂取することがいいとされています。100g あたりの魚の切り身に含まれるEPA量は、下記となります。

・まぐろの脂身・・・1.29g
・ブリ・・・0.9 g
・サンマ・・・0.84 g
・イワシ・・・1.38 g
・サバ・・・1.21 g

季節によっては、脂がよくのった魚が出回ってきます。しかし、脂ののりのいい魚ばかりを摂取していると逆にカロリーオーバーになってしまうこともあります。

積極的に摂取したい青魚ですが、ほどほどの量を考えて摂取するようにしていきましょう。
食欲のコントロールは、脳内の視床下部といわれる部分が関係しているのですが、その部分から、ヒスタミンとういう物質が分泌されることによって、満腹を感じるのです。ダイエットを効率よく行うためには、お腹を満足させるのではなく、脳を満足させることがポイントとなってくるので。

食べ物をよく噛んで食べると太りにくくなると言われています。それは、食べ物をよく噛むことによってたくさんのヒスタミンが分泌され太りにくくなるとされているからなのです。

では、太りにくくなるヒスタミンという物質を食事から摂取できないのでしょうか?結論から言うと、ヒスタミンを摂取できたとしても、脳に届くまでに難関があり脳にはヒスタミンが届かないのです。

しかし、必須アミノ酸として、ヒスチジンといものがあり、ヒスチジンは、脳のバリア機能を通過して脳の中に入ることが可能なのです。そこで、酵素によってヒスタミンとなるのです。

研究では、5%のヒスチジンを含む食事を肥満気味のねずみに与えたところ、体重や食べる量が減少したという結果が出たのです。

青魚には、豊富なヒスチジンが含まれているのです。そのため、積極的に青魚を摂取することによってダイエットへのつながりが期待できるのです。

でも、青魚の鮮度が落ちるとヒスチジンがヒスタミンへと変化し、このヒスタミンが食中毒を引き起こしてしまうこともあるのです。

ダイエット効果を考えて、青魚を摂取するためには、鮮度のいいものを選ぶようにしましょう。
青魚の調理ポイントですが、DHA・EPAは、加熱によって失われることはないのですが、豊富なDHA・EPAは、魚の脂質部分に含まれているのです。そのため、魚を焼いて脂を落とし過ぎてしまうと、摂取する量が減ってしまうのです。そうすると、効率的にDHA・EPAを摂取できなくなってしまうのです。

お勧めの調理方法としては、煮付け・お刺身などの魚を丸ごと食べられるような調理法です。脂分をできるだけ逃さずに食べることが大切なのです。

また、DHA・EPAは、酸化しやすいといった特徴があるため、新鮮であるうちに調理し、摂取するようにしましょう。そして、ビタミンC・Eといった抗酸化作用のあるものと一緒に摂取すると効率よく摂取することができます。

青魚の生臭さを取り除く方法として、しょうがやねぎと一緒に煮ることが一般的な方法ですが、その他にも臭みを取り除く方法があるのです。さっと酢を入れたお湯で下ゆですると臭みが押さえられるのです。

煮魚にする場合には、煮汁に梅干を1つ入れるといった方法も効果的です。生臭さをとる方法として、無糖のヨーグルトを平たいものに青魚を入れた上にかけて15分ほど冷蔵庫に放置してその後、ヨーグルトをふき取って調理をすると生臭さもなくなります。

その他に臭みが気になる原因として不十分な下処理が考えられるのです。青魚に汚れや血液が付着していると臭みが増すため、丁寧に流水で洗い流すか、青魚に熱湯をかけることでも臭みが取れるのです。