楽しい"姿勢"

◆近況

先日、新潟は35℃を超える猛暑日となりました。

この日の夕方は、気温が下がらずお散歩を取りやめました。

この時期、特にシニアのわんちゃんが体調を崩すことが多く、

そのまま歩けなくなってしまう場合もあります。

それこそ、一度のお散歩が「命取り」になる場合もあるのです。

暑い日に無理は禁物です。

涼しい、早朝・日没前後にお散歩をするのはもちろんですが、

気温が下がらない時は「行かない」という選択肢を忘れないでください。

たまには、夕暮れ時をエアコンの効いた涼しいお部屋で遊んだり・のんびりと過ごすのもまた良いものです。

◆本文

「楽しい姿勢」をわんちゃんに見せていますか?

言いかえれば、

楽しい気分をわんちゃんに伝えていますか?

褒める時はもちろんのこと、

｢遊ぶ時」「歩く時」にも「楽しい姿勢」を見せていますか?

あたなの楽しい気分をわんこに分かるように伝えましょう。

"姿勢"　⇒　ボディランゲージ

わんこに伝わるポジティブなボディランゲージは、

　・リラックス

　・上体を立てる

　・頭を上げる

　・胸を張る

　＋　笑顔　(^^♪

要は、人間に伝わるボディランゲージと同じです。

わんこ達は、私達が思っている以上、その音声による言葉以上に

我々人間のボディランゲージを観ています。

そして、わんこを「叱った」後、わんこが指示に従って落ち着いた状態になったら、即座に上記のボディランゲージを示しながら誉めましょう。

そして、ここで終わってはいけません。

今を生きている生物、

瞬間・瞬間を生きているわんこ達は、

「人間が"過去や未来"に捕われて、それが感情に顕れる」

ということが理解できません。

例えば、お散歩中に他のわんこに吠えまくったことをあなたがクヨクヨ・イライラしていても、わんこには「なんのことやらさっぱりわからない」のです。

わんこ達は、単に飼い主様が「元気が無い」「機嫌が悪い」としか捉えないのです。そして、大抵そんな時は「ロクなことがない」。

それでは、「一緒にお散歩を楽しんでいる」ことにはなりませんし、

ネガティブなあなたと一緒にいると「ロクでもないこと」が自らに降りかかってくる可能性が高いということをわんこは既に学習してしまっています。

そんな時「形だけでも」一瞬で姿勢を切り替えて、「楽しいお散歩」を再開してみましょう。

まず、わんこ達は、あなたのポジティブな姿勢を見て、「楽しいことが起こりそう」(その可能性が高いと学習している)なので、あなたについていきたい気持ちになります。

そして、

不思議と「形だけでも」姿勢を変えると楽しい気分になってくるのです。

「ポジティブな姿勢をしている時の感情」を脳が覚えていて、

その姿勢が感情に影響するのです。

"姿勢"をポジティブにするだけで、

わんこも楽しい

あなたも楽しい

わんこと一緒に楽しい気分を共有しましょうっ!!

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