誰も居ない道
真っ白な道
そこには
僕がいて
遠くにあなたがいる
近くも
遠くも
青空に埋め尽くされて
雲も
僕らを避けて通る
冷たい太陽は
ただ、照らす
届くはずの世界
後…一歩
でも
あなたの笑みに
僕は背を向けて
ただ、ただ孤独な
白の世界を歩き始めた…
真っ黒な影で満ちた足跡は
誰も居ない道に生きている事を示した
真っ黒な足跡の不規則な波のような線は
真っ白な道に生きた証を刻んだ
後はそう
この先で笑えたら
最高の人生
なのだけれど…
笑えるかどうかなんて
行ってみるまて
結局
判らないものさ
だから
あなたは
僕が描いたものを
遥か先から見下ろして
その答えを
其処に辿り着くまで
抱えて居てほしいのだ
きっとその場所で
あなたの見たものと
僕の探したものが
重なるはずだから…
梟霊