暗闇に
光を灯せば
そこが道なのか
原野なのか
判るだろう
暗闇に
火を放てば
そこが崖か
水辺か
それ以外か
解るだろう
だが・・・
暗闇の中で
目を閉じれば
進んだという証は立てられない
どこに向かって
どうやって
どうして
じたばたと手足を動かして
何も変わらず
夢、幻ばかりを
あてにするだろう
ならば
暗闇の中であっても
立ち止まって
見上げればよい
耳を澄ませばよい
触りながら確かめればよい
いくらでも
目指す光はあり
進む術はあり
その中でどうしたいかが
形作られるだろう
今
殻の中に引きこもる
かつての同志諸君
繰り返す日常とは暗闇と同義だ
もしもそこに
火を灯すなら
どうだろうか
自分だけの線を描いてみれば
まぁ・・・
その気になればの話だがな・・・
by梟霊