誰のために
その場所に降り立ち
何のために
踊り続けているのだろう
ねぇ・・・
いつから僕が
【悪役】で
君が
【正義役】なんだい?
糸なんてない
どこにでも行けるはずなのに
この星より外には行けない
僕らは
何のためにぶら下がり
何のために役を演じ続けるのだろう
こんなにも苦しいのなら
降り立たなければよかった
生まれなきゃよかった
どんなに泣いても
どんなに足掻いても
見えない糸は
動かしてくる
逃れるために
僕らは
鋏を持ったつもりでも
きっとそれは
持ち主が
ただ、飽きて、手放しただけだとしたら・・・
あぁ・・・
何の意味もない・・・
だから僕らは
それを
その意図を
その糸を
【運命】と呼んで
諦めることにしたんだ
そうでもしなきゃ
最愛の人と別れることに
耐えられる
ハズ
ないじゃないか・・・
梟霊