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梟霊のブログ

適当に詩をUPします。
評価に、興味なし
フクロウ大好き
きのこ大好き
山菜大好き
ハーブ大好き
とことん変り者なため・・・
絡み辛いこと必死
静かに、生暖かく見守ってください

 

 

どこまで

どこまで、広がっているのだろう

 

いつまで

いつまで、歩き続ければいいのだろう

 

あの頃という想い出は

いつときも

私の喉と瞼の裏を潤す

でも今は

広大な砂漠が広がっている

大人になり

乾き続ける世界

どうして

どうして

こうも

絶望するのだ

希望にあふれ

夢を見たあの背中は

誰かの作った法に縛られ

止まらぬ天秤に振り回される

一瞬の楽しさも幸せも

まるで

依存性の強い麻薬だ

現実に引き戻されるたびに

手を伸ばし求め

彷徨い探し

疲れていく

 

この心にあるのは

赤褐色の砂漠

独り

歩く世界

さざ波を潰しながら進み

大波の影で乱風を凌ぐ

口の中は鉄の味に染まり

ざらざらとした不快感がいつまでも付きまとう

 

私は

この見渡す限りの砂漠の中から

小さくも限りない

オアシスを見つけ

安堵することは

あるのだろうか

それとも

夢の中で夢を見て

砂の一部となり

消え果てるのだろうか・・・

 

無駄ともいえる

思考回路

駆け抜けた草原の感触を思い出す

木々の香りを思い出す

ヴェールのように包む水を思い出す

たった一枚に込められた

生きていた炎をしまい

君を置いてきてしまった

後悔を羽織りながら

あの日を

迎えては

過ぎていく

止まったままの鼓動を抱きしめて

風化していく

脆い

脆い記憶を

繋ぎ止めて

満たされない日々を

送る

 

どこまで

どこまで、広がっているのだろう

 

いつまで

いつまで、歩き続ければいいのだろう

 

時間は流れ

ただ独り

ただただ

静寂のままに

老いていく

 

 

 

 

梟霊