カラの音 逢いたいと願っても もう 逢えない 会いたいと願っても もう 会えない それが縁と 諦めて鳴らす 思い出の鈴の音は 真夏の暑さなどお構いなく 乾いて どこか涼し気な風を 私の心に吹かせてくれる 叶う事の無い 願いという文字が刻まれた 鐘を カラカラと鳴らしては 楽しそうに去っていく 悪戯に 唯 悪戯に 去っていく 他人がそれを触れようものなら 狂ったように暴れてしまうのに その時ばかりは 俯いて 微笑むことで 精一杯、なんだ… by梟霊