死んで楽になることも
生きて楽しむことも
私には
さほど大切なことのようにはおもえない
生まれてこないことの幸せも
生まれてきたことの幸せも
私には
さほど大切なことのようには思えない
愛されたい
繋がって居たい
嫌われたくない
愛していたい
このまま続いて欲しい
離れたくない
そんな刹那に燃え上がる想いも
一時の感情も
冷めてしまえば
噓になる
嘘が続けば
愛は何になるのだろうか
死ねば
無くなるものと同じ光物
あぁ・・・
なんてくだらないものに執着していたのだ
私は・・・
全ての鼓動が意志が想いが
止まってしまえばいいのに
平和とか自由とか
平等とか
そんな夢物語りに縋らなければ
前に進めないのなら
いっそその前を通り越して
滅んで
楽になろう?
何も悩まなくてもいい
個という概念も
群という概念もない
単純で静かな世界のほうが
人にとって
一番だと
おもう
ねぇ・・・
そうは
おもわない?
死んで楽になることも
生きて楽しむことも
私には
さほど大切なことのようにはおもえない
生まれてこないことの幸せも
生まれてきたことの幸せも
私には
さほど大切なことのようには思えない
どうでもいいと悟ってしまった時
生きるという緊張の糸も
死にたいという緊迫した繊維も
一緒に
プッツンと
途切れてしまって
今では
海月のように
毎日を漂っている
ひたすらに
のうのうと・・・
by梟霊