夏が来て
日々、ニュースは、いろんなことを言う。
一方で
なにもしてないのに。
なにもできないはずなのに。
わたしにも
こうしていくか、とか
こうしていかなきゃな
みたいなことが
ちまちまっとやってくる。
✴︎
としさんの仕事が
かなり忙しい事態がずっと続いてる。
わたしたちは
(わたしは)
なんでかしらんけど
テレワークになったから
いっしょにいよう、とか
コロナのせいで自宅仕事が増えた、とか
ふたりでどーやって、なにかをやっていく？とか
そーゆーふうにはならない。
youtubeをみていると
わたしは、こうしたい、こんなひとがすき、があって
としさんとは、違うんだなぁ、と、
ぼんやりと、なんども思う。
絵本のことでさえ こんなに違うんだ、と
思って、なんだか
ひとりになってしまったようで
言いたいことがうまくいえずに
としさんを眺めていたこともあった。
＊
ときどき、右の腕を
つんつん
とされて
なにかのめがみさまに
「できることをすればいいのよ。
むしろそれがほんとうで。
そっちでいいんだから」
などと、言われている気がする時が
ある。
もうなんにもなくなったとおもっていたし
動きたくない、動いたって意味ない、と
おもっていたのが
本当だった。
だけど
別に、たいして、がんばったところで
そんなに、わーっと人気が出て、
好かれて、なんてふうに
ならないのだから
この先も、わたしはおそらく
人とかかわることは苦手で
こんなふうなのだから
こんなに暇なのだから
そのつくりかたは
ひとがみたら、、、だとか
それは別に需要が、、、とかも
どうでもいいなと。
すきなことをしたらいいやん。
と、やっと、そうおもったのだった。
体の不調が続いているが
梅雨に入ってパニックも増えた。
きがついたら としさんと おもうぞんぶん
話をしてなかったことにきづいた。
わたしは、としさんと過ごす時間が
かなりだいじ。
それでいろんなものを消化してきた。
そのうち、いるものを
買って、とか
これをやって、とかも
言えなくなってたことにきづいた
忙しいんだから。とか
わがままなんだろうし
我慢してれば
いらないものだろうし、とか
なんてことをやってるうちに
なにかがわたしのなかに
溜まっていった。
あ、もう、対応を
変えていかなきゃいけないのか。
と、おもった。
忙しいとしさんに
他の人が何度も働きかけたり
サラッと「これお願い」っていうのをみてるうちに
大丈夫なんだ。
忙しいなら、なおいっそう
「わたしはこれを望んでいる」を
はっきり伝えてかなきゃいけないんだ。
そーしないと、わたしが
しらないうちに
どよどよして
サラッと頑張って頼んでる人たちには
いいなぁ、って
すごーーくはらがたって
もう、いろんなきもちが
にっちもさっちもいかなくなって
ゾンビみたいになるんだ！
って、やっと知ったのだった。
としさんがいたら
あんまりいけない類の銭湯にも
ちょこっといってみることにした。
今日はほぼおひとりさまで
かなりビビったけど
「わはーい✨」って
ひとり、脱衣所でくるくるしてみた。
おひとりさま映画もいってみた
「青葉家のテーブル」は
ちょっと、なんか、つらくて
わりと、ココロに痛い話だった。
夏という季節が、それを
爽やかにみせてくれていた。
「竜とそばかすの姫」は
佐藤健くんかぁ…とか
美女と野獣日本版…とか
なんか思うところがあったりもするんだけどw
そのうち行ってみるのだとおもう。
✴︎
やることがなさすぎて
ようやく、やるか、とおもってたことに
手をつけた。
消去法で始まったことに
いままでの「やりたくないのに、やらなきゃ！って
頑張ってた、にせもののわたし」とちがって
わたしらしい、と思った。
昼間は暑さで動けないので
だらだら、やれるときに
ストレッチをしたり
それをやったり
ほしいものにあたりをつけたり
夕方から
もそもそ、動き出す。
夜のお散歩は
ぬるま湯みたいな風だったけど
昼間より全然動けた。
鬱とパニックの主婦さんが
「どうしましょう？」って悩んでるネットのやつをみて
「そんなんでいいんじゃないの？？」
「わたしもそうなんです」
「むりはつづかないし、今の自分が、これなら大丈夫、っていうことをやったらいいとおもう」
っていうのを、チラリと発見できてよかった。
＊
明日も、たぶん
暑い。