GWは長野ですごした。
その後も、としさんの仕事の日以外は
がっつりいっしょにいることができた。



きがついたら
としさんといる日々がふつうになった。









あんなにふあんになったり
たくさんかんがえてくるしくなったり
どうしていいかわけがわからなくなったり
ひとがこわくなったりの


深刻なパニックも
激しい独占欲や、さみしさも、なりをひそめた。







としさんというひとは、疲れた時は
なにかに憑かれるらしく、パープーになっておかしくなって
こんなやつともういられない!つらい!こわい!
みたいな事態になるのだけど


それも、あるときから、フラワーエッセンス  により
多少おさまるようになり



ギーーー💢っとなっていた
わたしたちのあいだの
金平糖がはぜるような
嫌な感覚がやっと穏やかになり




わたしの体を包むようにただよっていた孤独感や
絶望感のことを
考える隙間をつくらないようにもなっていた。










ほんとうにこのままいきていかれるんだろうかと
なんどもおもった日々は
いつのまにか
きがついたら、とおりすぎていた。




















とおりすぎていたことに
とても、びっくりした。








部屋のいらないものを片付ける時
なつかしい本をひらいたとき




ああ、ずっと、くるしみながら、ひとりで
誰にわかってもらうこともできず


同じ感覚のひとは
ネットの向こうにしかおらず


この世界に適応して生きていくには
わたしのどこをどうなおしたら、と
必死で
そればかりだったなと。


あのしんどい、生きづらかった感覚のことをおもいだした。


















すきなことをただひたすらしているうちに

としさんとただ日々を過ごすうちに

なにもかんがえないですむようになった。
(ちいさなひっかかり、おちこみ、波、イライラはまだフツーにある)




この、きがついたら、が
ほんとうに、ほんとうに、とてもうれしくて
すごい快挙だ、とおもった。







とおもっていたら、不正出血があり
薬の副作用なのかおちこむ波がやってきて
またたちどまるはめになった。


なつかしい感覚だとおもった。







今日は星的にいうと
もう牡牛座新月に入っていて
スタートで、じぶんのルーツを振り返る日で
そして、何がわたしにとっての幸福か、が
わかる日らしかった。












としさんから連絡がないと不安になる。



このままつながりが切れてしまうのではと
もうそうがもくもくし始める。


としさんと電話している相手に(男の人にもかかわらず)
モーレツなイライラをかんじる。



としさんがすきなことをしはじめるのを
よろこべないわたしがいるし


としさんといっしょになにかしたかったのに
やっぱり流れはそこへは進んでいかないことに
とても、さみしさもかんじた。
(たぶん、わたしがメインになって何かしなければいけない感)









じっさいは、そこまで悲壮なことをかんじることは、なにもない。





きっと、としさんは
明日も普通におはよと言う。



朝はなせなくて 夜疲れて、憑かれてパープーになっていても
またとしさんに戻って
おはよー、なんかあったっけー?とかって言うだろう。











知り合いからの電話がおわったあとに話したとしさんは
ねむさのあまり、ぼけーーっとして
いつものように支離滅裂な
パープーになった
仕事終わりのオッサンだったw














そして
としさんがいるから
なんとか生きれているのであって



ひとりになって世界と接すると
前ほどではないけれど


野生のキツネリスのように
わたしは、「ひとをよせつけない、よせつけたくない、ウォールマリア」のような、壁とおびえを
まだ、そのままもっていることにも


気がついた。













わたしは、この先、なおるかもしれないし 
やっぱり、この、キツネリスのままかもしれないし
まだよくわからない。






ただ、どうして


なにか表現して、ひとにみてもらいたい、と、おもうようになり
それが苦しくて
いっさいをやめ
それでもまだ、くすぶって
なにかできないか、と、おもいつづけているか





はじめは、ドラえもんになりたかった。
あのとき、くるしんでいたわたしのよこに、そうっと
笑いや、世界はこんなに広かったんだ、ということや
ミカタがいる、という、そんなものをくれたドラえもん。






それはいまでもかわっていない。









おかねのため、とか
いきていくいみ、とか


そんな重厚なものでなく





ただ、なんかしらんけど
やらなあかんからやってみる



そしたらなんかたのしくなってきた

ああ、じぶんは、じぶんがこうしたいからこうしている




わたしがたくさんみてきたもの
たくさんすくわれたもの
たのしかったもの
面白かったもの






それらをおしえたいから
こうしてみる





それと、ふだんの
どうしようもないわたし
いまだにやりたくないわたし





うじうじもするし
だってどうせむりと
すぐにあきらめるわたし




だれもわたしのつくるものなんかいらないと
なんどもおもっていて
としさんに
ずうっといってきたこと。




そんな、クサクサなおもいも
どうしょうもないおもいも








それをみて、だれかが
なにかおもってくれたらいいなと









そんなふうにおもうんだけど
どうだろう。







それともやりだしたら
また変わっていくのかな。











アルプス。きれいだった。
SAのわんこ達に会えてうれしかった。
モフモフのハスキーをなでれてうれしかった。



善光寺は善光寺で、すごかった。
レッサーパンダはめちゃくちやたのしくて、かわいかった。
戸隠は、また次回。


日にちを間違えていて、フライングで長野へ突入したのは
この先も、わたしととしさんのあいだで
ネタになるんだろうな。





体調に不安がなくって
こころからあんしんできたとき
またおさけをいっしょにのみましょう。
ホッケとハラスつき。


昔酒豪だったふたり。