3度目の流産のこと …1 | 雨のちくもり、いつか晴れ

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3人目不妊と思っていたら、まさかの不育症?! 3度目の流産に落ち込む日々から立ち直りたい。  いつかこころの天気が晴れますように!

流産の話は書いた方がいいのか、書かない方がいいのか悩みました。

でも、思い出すとつらいから…と心の奥底に沈めてみても、

逆にいつまでも苦しい気持ちをひきずってしまってる気がします。

なので自分の心の整理のために、一度書いておきます。


暗い話や長文はパスだわ、という方はスルーしてくださいねペコリー





妊娠がわかったのは1月初め、その前の流産から約半年後のことでした。

2年前から待ち望んでいた妊娠だったので、

高温期が続いて確信が高まったときは、すごくうれしかったです。

初診から成長の遅さが心配ではあったのだけど、

この1ヶ月と少し、ものすごく心がおだやかでした。

目に映る景色が違っていたと思います。

妊娠するための通院も、無理にタイミングを合わせる必要も

もうなくなった、やっと解放された、とすごくホッとしていました。


でも今回も、やはり出血が始まってしまいました。

(過去2回の流産も出血から始まり自然流産しています)

前回の検診では胎嚢のみの確認で、

「6~7wのはずが4~5wくらいの大きさしかない、五分五分だ」

と言われていました。


病院へ向かう車中は、ダンナも私も無言でした。

祈る気持ちと、あきらめる気持ちと…。

病院に着き、覚悟して超音波モニターをのぞくと、

やはり小さな袋しか映っておらず、ダメだ…と思いました。


でも、先生の口から出てきた言葉は意外にも

「ここわかるかな?動いてるの見える?」というものでした。

2回拡大されたモニターには、確かに小さな動くものが映っていました。


それからは張り止めと止血剤を飲んでひたすら自宅安静の日々。

ダンナも毎日定時で帰宅し、すべての家事をこなしてくれました。

でも出血はなかなか止まってくれず、

それどころか色や量の変化から嫌な予感がするまでに。


毎日、お腹をさすりながらたくさん話しかけました。

「ここのおうちは楽しいよ。

おもしろいお兄ちゃんたちがたくさん遊んでくれるし、

お父さんもこんなに優しいよ。

おじいちゃんもおばあちゃんも、みんなが会いたがってるよ。

だからうちにおいで。待ってるよ」


出血は止まっていないし、不安だらけだったけど、

夜ベットに家族で川の字で眠るとき、お腹に手をおくと、

今確かに5人で寝ている、と感じました。

幸せでした。


                                    (続きます)