7月中旬の二題-中干し・精霊送り
深夜に豪雨の音に目が覚めた。雨はしばらくして小康状態になった。日中午前は薄曇りの天候で、陽も薄々射している。
◎水稲 中干し
7月はじめに町内の掲示板に貼ってあった「水稲 中干し 7月14日から25日」のチラシ、非農家で判らないのでネットで調べてみた。
「水田の水を一旦切って土壌を乾かすことである。そのねらいは、有害ガスの 除去、根の活力を高めて下層への根の侵入を促すこ とによって倒伏や耐候性を高めること、また、アン モニア態窒素(地力窒素)の供給を抑制して過剰分 げつを防ぐこと、さらには、土を硬くして、穂肥施 用や刈り取りなどの作業性を高めること」などとあった。
梅雨明け前でまだ雨が多く、昨日から中干しを始めても昨夜の雨で田に水が溜まったものと思われる。田から水を無くすのはまだ先になることであろう。
11日の中日新聞1面に、「農家も地球も守る 水田の中干し延長」の記事が大きく掲載された。
この記事により、中干し期間を延長される農家があると思われる。
◎七月盆精霊送り
一宮市本町通8丁目の地蔵寺西門掲示板に「七月盆精霊送り」の貼り紙があった。当地方では旧暦に因む8月15日に行われるのがほとんどであるので、地蔵寺掲示のように新暦で行われる家は少ないのでないだろうか。
浄土真宗ではお盆の行事は行われない。(岳紫のブログ4155)