七夕と満天の星 | 岳紫のブログ

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七夕と満天の星

 今日7月7日は、暦の上で民俗行事「七夕」である。織姫と彦星が1年に一度だけ、天の川で会うことが出来る特別な日である。

 ロマンチックな夜であるが、地上の光で、夜空に満天の星が輝き、天の川がくっきり見えることは市街地・市街地周辺では不可能である。天気が良い時でも、輝いている星が見える数は少ない。

 岳紫が前に住んでいた一宮市の北端では、昭和30年代までは、自然の雄大な天の川など満天の星が輝いているのを見ることが出来たが、街路灯の普及、夜間操業の工場などの増加などで、段々見ることは出来なくなった。

 商業ペースで「日本一の星空 天空の楽園」として山の方へ向かわなければ、見れない現在の子どもたちが可哀そうである。

 プラネタリウムで星空の観察も良いが、自然界の天空の素晴らしさは本物でしか味わえない。

 この地方の小学1年生になった子の家庭では、2本の竹竿に願い事などを書いた七夕短冊や切子をいっぱい飾って軒下に置き、小さな机に夏の果物・食事を供えて、子供の成長を願ったものであるが、その風習もだんだん廃れていくのは残念である。(岳紫のブログ4146)

 

一宮広報7月号 (下部目次部分カット)