一宮市出身の公選第1回京都市長 | 岳紫のブログ

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一宮市出身の公選第1回京都市長

 きょうは朝から冷たい雨となった。5℃前後の一日中寒い立春の翌日である。

 

 昨日は京都市長選挙の投票日であったが、一宮市出身の京都市長が選出されたことを一宮市民が知っている人は少ないのではないか。

 戦後の1947年(昭和22年)に公選第1回の京都市長に選ばれ、全国市長会会長に就任された経済学者神戸正雄氏である。。

神戸正雄(1877~1959)

  一宮市松降1出身、東京大法科政治学科を卒業、ドイツに留学し経済学を学ぶ。東京専門学校講師を経て京都大教授・法科学長・経済学部長を歴任。1936年(昭和11年)退官、名誉教授に推され、1937年(昭和12年)第14代関西大学長となる(1944年まで)。学士院恩賜賞を受け、学士院会員となる。

 1947年(昭和22年)公選第1回の京都市長(1947~1950)に選ばれ、全国市長会会長に就任した。1953年(昭和28年)文化功労賞を授章。「財政学講義」「経済学講義」など著書、論文が多数ある。(岳紫のブログ3990)