歌人柳原白蓮と一宮市については、ブログ2870で触れているが、改めてのブログである。
75年前の昭和23年(1948)10月30日一宮市役所講堂で、一宮市主催の短歌大会が、歌人の柳原白蓮(1885~1967)を講師に招き開催された。短歌大会に合わせ、白蓮22首の短歌が印刷され配布されている
白蓮は、木曽川町里小牧(一宮市)にあった「童ケ丘雀のお宿」を訪れ、木曽川の歌を詠まれている。対岸の岐阜県羽島郡笠松町「四季の里」(今はない)のポストカードにも同じ歌(1字違い?)があり、その時「四季の里」で宿泊されたと思われる。
木曽川やながれにうかぶ月かげは
むかしながらのおもかげぞ見ゆ 白蓮
「童ケ丘雀のお宿」の命名は詩歌人北原白秋(1885~1942)で、白秋と繋がりのある多くの文化人が訪れている。(岳紫のブログ3893)