生誕110年 彫刻家 三枝惣太郎展 | 岳紫のブログ

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彫刻家 三枝惣太郎展

  きょうは、雲がやや多いが、5日ぶりの晴れとなった。しかし、気がかりなのは新型コロナウイルス感染症である。昨日の一宮市の感染者は過去一番多い112人と発表された。感染者は若い人が多いのは、ワクチン接種が進んでいないのが原因か、行動・活動が活発による感染であろうが、感染者の自宅療養による家族間感染の広がりを止める方策を早く講じてほしいものである。

 

 一宮市博物館(一宮市大和町妙興寺)で、「生誕110年 三枝惣太郎 彫刻と絵画展」が10月17日(1階絵画は10日まで)まで開催されている。1階には絵画40点、2階には小品の彫刻16点と絵画10点が展示されている。

 三枝惣太郎先生(1911~2006)は、香川県小郡郡土庄町出身。高松市庵治町で育つ。一宮市浅井町前野に住居を移され制作に努められた。

昭和10年(1935)東京芸術大学彫刻科卒業、北村西望・朝倉文夫・建畠大夢に師事。同年帝展彫刻部に初入選、以来帝展、文展、日展(会友)、新日展に37回連続入選。また昭和10年(1935)構造社展(洋画)の初入選、以降連続出品、新構造展委員・審査員・名誉会員、彫刻・絵画部会員。日本美術展会友、日本美術家連盟会員、日本彫塑会会員。名古屋芸術大学教授・名誉教授。デパートにおける販売用干支置物を多年製作。昭和62年(1987)10月木曽川治水百周年記念事業の「ヨハネス・デ・レーケ銅像」を制作(船頭平閘門公園に建立)。

 一宮市博物館東庭・市民病院・大平島公園など市内の公共施設敷地に作品がある。(岳紫のブログ2926)

 

 

 

   三枝惣太郎 五重塔 一宮市博物館東庭