九品地公園のモニュメント | 岳紫のブログ

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九品地公園のモニュメント


九品地公園(一宮市文京1)にある宮西公民館裏に、昭和15年(1940)12月20日に建立された魑首漢詩碑(一宮耕地整理記念碑)がある。上部に龍の一種である

が彫刻されている。石彫工芸家池上年先生(18901978)の制作である。碑文は書家石田泉城先生(18901941)の揮毫である。

池上先生は、福岡県中学修獣館教師をへて岡崎市に「岡崎石造美術研究所」を創設し、石造美術の研究者として活躍。赤坂離宮御苑型石燈籠など独自の石造美術の設計・制作に尽力。日本石材工業新聞に論文多数。一宮市豊島資料館に「羊石」がある。岡崎市明大寺町。

 石田先生は、本名敏雄。書を大島君川・佐分移山らに師事、県立津島高女書道教諭、愛知県

第一師範学校講師を歴任、昭和22年中日書道会理事長などとして中部地区書道界のため尽力された。名古屋市西区。

一宮耕地整理事業は、大正元年(1012)9月6日に組合設立が認可され、一宮町(一宮市)と葉栗・西成・丹陽・大和の各村の一部を含む総面積737町歩(.km²)を対象に行われた耕地整理で、将来市街化する計画も含めて施行され、昭和12年(1937)4月に工事が完了した。







魑首(記念碑裏面)