釈迦生誕の地 ルンビニー阿育王石柱 | 岳紫のブログ

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妙興禅寺境内釈迦の生涯展開

一宮市大和町の妙興禅寺仏殿の周りなどに、インドのルンビニー・ブッダガヤ・サルナート・サヘート・クシナガラでの釈迦の生涯を展開した佛跡諸塔を模した像や塔が配置されている。

松岡寛慶老師(18761934)が、明治43年に(1910)インド佛跡を巡拝された記念に建立を計画され、実現されたものである。(妙興寺散歩・1982参照)

松岡老師は一宮市今伊勢町出身、喝山窟と号す。10歳で知多慈雲寺虎渓莞応老師に入弟子、京都天龍寺息耕峨山老師、八幡浜大浜寺退休軒禾山老師に参禅。慈雲寺住持ののち大正2年(1913)一宮妙興寺住持となり、妙興禅林を開設、先住寿山和尚が計画の大伽藍を昔日の威容に復興。大正8年臨済宗大学学長に就任、博多崇福寺住持、大徳寺専門道場師家を経て、昭和8年(1933)大徳寺派管長に就任されたが翌年示寂された。

釈迦生誕の地 ルンビニー阿育王石柱

 阿育王(アショーカ王)は、マウリヤ王朝第3代の王(在位紀元前268~232年頃)である。阿育王の柱が発掘され、そこが釈迦の誕生の地であることが書かれていたので、歴史上実在が認められたという。阿育王の柱は、紀元前250年頃に建立されたとある。

 妙興禅寺の阿育王石柱模造は、大正7年(1918)に建立され、現地で拓本されたパーリ語が模刻され訳文が示されている。





今朝、義妹が逝去した。冥福を祈る。