真清田神社の源平桃 | 岳紫のブログ

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今日から真清田神社の例祭「桃花祭」である。往古にこの地は「松降庄青桃丘」と称され、桃の樹々が群生していた地と云われていて、桃花祭に奉仕する宮司以下の神職や神幸行列の全奉仕者は、桃の小枝を冠など被り物に着けることになっている。

 毎年、4月3日桃花祭過ぎの4月半ば、真清田神社の境内で華やかに満開となっている桃花がある。「源平桃」である。今年は桃花祭に合わせるように、例年よりも早く開花を始めた。

平成3年(1991)に真清田神社の神官が縁あって長野県下伊那郡清内路村(合併で阿智村)の桜井定二さん(1920~ )に神社と桃花の縁を話し、1本の苗木を貰い、本殿東に植えたところ、根付いて紅白の花が咲いた。

翌年(1992)4月には、桜井定二さんが苗木15本を神社に奉納された。神社では、その苗木を楼門前両側と楼門内東稲荷社参道横などに植樹した。

その苗木が大きく成長し、神社境内の春の名物となっている。




  2015-3-31




2012-4-24