真清田神社大鳥居の謎 | 岳紫のブログ

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 真清田神社の大鳥居について謎に思うことがある。昭和20年
(1945)の戦災で残った現在の鳥居は「明神鳥居」である。

しかし、大正10年(1921)9月の一宮市制施行祝賀行事の写真に、一宮高等女学校生徒による旗行列が、「神明鳥居」をくぐって行く風景がある。また、別の2枚の写真にも旧神社楼門の写真があって、背の高い灯篭とともに「神明大鳥居」であったことが判る。

今の「明神鳥居」の奉納が、「明治40年(1907)11月建立」と石柱に刻まれているが、明神鳥居になったのはいつであろうか。昭和5年(1930)の社標建立の際には「神明鳥居」であり、昭和20年(1945)の戦災時には「明神鳥居」であった。それ故、昭和10年(1935)前後に、上部だけ取り換えられて、現在の姿になったのであろうか。




1921年9月



戦災前



1946年



2014-12-22