真清田神社の社標と大鳥居 | 岳紫のブログ

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 真清田神社(一宮市真清田)の大鳥居と社標は、いずれも苅安賀(現在の一宮市大和町)の中野家からの奉納である。

 神社で戦災をのがれ残ったのが、大鳥居と社標である。鳥居は、明治40年(1907)11月苅安賀村中野吉兵衛氏によって奉納され、社標は、昭和5年(1930)大和村苅安賀中野太一郎氏から奉納されたことが、刻まれている。  

社標は書壇の重鎮大島君川先生(18621943)の揮毫である。

大島先生は、尾張藩士大島富備の子として、名古屋市水主町に生まれ、教職を経て大正2年(1913)まで33年間愛知県庁に出仕、退官後は君川書房を開き,子弟の教育に努めた。書は恒川宕谷に学び、古法帖を研究し一家を成した。不律会や泰東書道会の顧問・中日書道連盟会長として活躍した。記念碑・顕彰碑など多く揮毫している。一宮市千秋町の書家長谷川流石先生(18881958)の師でもある。






大空襲で焼失した神社大鳥居附近