人生100年時代と言われている。

しかし100歳まで生きられるとしても、44歳は若くない。

会社員として働ける期間も、今年を入れてあと16年しかない。

いわゆる中年といわれる年齢だが、これまで幸いにも大きな病気やケガをした事も無いし、両親も健在、昔からつるんでいる友人たちも全員元気で、誰も大きな事件・事故に巻き込まれる事も無かった。

間違いなく幸せな事だ。

しかし幸運な状況の中で唯一不幸を挙げれば、大きなネガティブイベントがなかったゆえに、真剣に自身がおかれた状況を考えた事が無く、危機感を感じた事も無い事かもしれない。

何歳からモラトリアム状態が続いているか思い出せないが、人生の歩を進める決断を先延ばしにし続けてきた。(既に青年期は過ぎているからモラトリアムとは言えないのかもしれない。)

同じような環境にいる周りの友人たちは、皆結婚し家族を作っているから個人の資質によるものかもしれないが。

 

まだ間に合うかもしれないと思い先日結婚相談所に登録、そして備忘録としてこれからの日々を記録しようとブログを綴る事にした。振り返れば中学、高校、大学、社会人最初のころと幾度となく日記を書こうと思っては始めないままこの年齢になってしまった。

真剣に結婚というものと向き合う事に決めたのも、今まで書いてこなかった日記(ブログ?)をつけ始めたのもモラトリアム解消の第一歩と思いたい。

さてどんな未来が待っているのか。

この歳になっても新しいことを始めるのはワクワクもするし緊張もする。

無理をせず、等身大で自分なりに頑張っていこうと思う。